SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2019-06-27 17:39:55

マーケット > レポート > アメリカ NOW!今週の5銘柄 >  100ギガネットワークへのアップグレード投資で注目の光通信関連

アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜100ギガネットワークへのアップグレード投資で注目の光通信関連〜

2016/12/19
投資調査部 榮 聡

先週の米国市場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)メンバーの利上げ見通し引き上げを受けたドル高が嫌気されたと見られ、12/13(火)に付けた最高値から反落となりました。今週はクリスマス休暇に向け取引高が減少するタイミングで、「トランプ・トレード」も一服となっていることから、小動きとなる可能性が高そうです。

今回は世界的に進む10ギガビット/秒ネットワークから100ギガビット/秒ネットワークへのアップグレード投資で注目される光通信関連銘柄から、シエナ(CIEN)フィニーサー(FNSR)オクラロ(OCLR)ルメンタム ホールディングス(LITE)コーニング(GLW)をご紹介いたします。

図表1:S&P500指数のローソク足(日足、6ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表で17年の利上げ回数見通しが2回から3回に引き上げられてドル高が進んだことから企業業績への影響が懸念されて反落したと見られます。S&P500指数は週間で0.1%の下落でした。

12/14(水)のFOMC結果発表では、政策金利が市場予想通り0.25%引き上げられました。声明文とともに発表されたFOMCメンバーの17年末政策金利見通し中央値は、9月FOMC時点の2回(0.25%幅の引き上げで)から3回に引き上げられました。これを受けて米10年国債利回りは2.6%弱、ドルは対ユーロで1.04ドル/ユーロ近くまで上昇しました。

また、米国内需の強さを見る上で注目された11月の小売売上高は前月比0.1%増で市場予想の0.3%増を下回りました。これも株式市場が上昇からもみ合いに転じた要因の一つと見られます。ただ、前年比では3.8%増で堅調な水準と言えそうです。

先週発表のその他経済指標では、11月の中国鉱工業生産・固定資産投資が市場予想通り、中国の小売売上高は市場予想を上回って堅調でした。また、フィラデルフィアおよびニューヨークの製造業景況指数は市場予想を上回って景況の改善が確認されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、週末のクリスマス休暇に向けて市場の出来高が細るタイミングであり、また、物色面でもトランプ銘柄への買いが一巡して手がかり難のため、小動きとなる可能性が高そうです。

図表2は大統領選挙後の業種指数の騰落率を11/8-12/9と12/9-12/16の2期間に分けて見たものですが、トランプ氏の政策を受けて買われた金融、素材、資本財・サービス、一般消費財・サービスなど景気敏感セクターが後半にはマイナスに転じる一方、トランプ氏の政策を受けて避けられた、公益事業、生活必需品、ヘルスケアなどのディフェンシブセクターが上昇となっています。大統領選挙後に市場を席巻した「トランプ・トレード」も一服と言えそうです。

今週の経済指標では、12/21(水)に11月の中古住宅販売件数(年率552万戸に10月の560万戸から低下予想)、12/22(木)に11月の米耐久財受注(10月の前月比0.8%増から0.2%増に低下予想)などが予定されています。

今週の5銘柄

「トランプ・トレード」が一服となる中、長期金利の上昇を受けて売られた配当利回り銘柄や業績好調でも売られたヘルスケア銘柄の押し目を買うというのも一つのアイデアでしょう。ただ、年明け1月20日の大統領就任までは、トランプ氏の政策に対する注目が高いと考えられることから、足もとで起こっているリターンリバーサル(上昇した銘柄が下落、下落した銘柄が上昇する現象)がどれくらい継続するか、なかなか見通しづらいところです。

そこで今回は、12/16(金)のCNBC「マッド・マネー」でジム・クレイマー氏が、「トランプ・トレード」に関係ない成長セクターとして注目するとした光通信関連銘柄から、シエナ(CIEN)フィニーサー(FNSR)オクラロ(OCLR)ルメンタム ホールディングス(LITE)コーニング(GLW)をご紹介いたします。

ネットフリックスやYouTubeなど動画配信サービスの成長、スマートフォンの普及、クラウドサービスの拡大などによって世界のインターネットトラフィックは増加し続けており、この通信需要を支えるために通信インフラは増強が続いています。

光通信ネットワークでは、IT投資が活発化した2000年頃に普及した10ギガビット/秒のネットワークから100ギガビット/秒のネットワークへのアップグレード投資が世界的に活発化して、関連する光通信関連製品需要が伸び始めています。光通信関連を主力事業とする4社の四半期売上を見ると、15年半ば辺りから増加傾向にあることが分かります(図表3)。

これら銘柄の年初来の株価の動きを見ると、フィニーサー(FNSR)、オクラロ(OCLR)、ルメンタム ホールディングス(LITE)は既に大幅な株価上昇となっていますが、一度始まった通信インフラのアップグレードは数年続くことが期待されるため、まだまだ注目できると考えられます(図表4)。クレイマー氏は、株価が出遅れているシエナ(CIEN)に特に注目しているとしています。

図表2:トランプ銘柄の物色は一服?

※注:業種指数の騰落率です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表3:光通信関連企業の売上は増加に転じています

※注:16年3Qは、シエナ、フィニーサーが8-10月期、ルメンタム ホールディングス、オクラロは7-9月期によります。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表4:米国の光通信関連銘柄

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(12/16)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートシエナ(CIEN) 23.27ドル13.6 ・光通信機器メーカーです。主力製品は、パケット用光トランスポート、パケット用光スイッチ、キャリアグレードのイーサネット配信サービス、組み込みソフトウエア、ネットワーク管理ソフトウエアなどです。

・12/8(木)発表の8-10月期決算は、売上が3%増、営業利益が2%増でした。フィニーサーやオクラロに比べて業績の伸びは出遅れていますが、16年11月-17年1月期の売上ガイダンスは、615-645百万ドルと前年同期比7.3-12.5%増への加速が見込まれています。

・17年10月期はコンセンサス予想で売上が8%増、EPSは3.0倍が見込まれています。
買付チャートフィニーサー(FNSR) 31.17ドル14.5 ・光通信機器のサブシステムや部品のメーカーです。光通信に用いられるトランスミッター、レシーバー、トランシーバー、トランスポンダー、アクティブ光ケーブルなどを製造・販売します。

・16年8-10月期決算は、100ギガトランシーバー向け製品の増加により、売上は前年同期比8%増、営業利益は売上増と製品ミックスの改善により56%増となっています。17年4月期は、売上が18%増、EPSは5.7倍が予想されています。

・12/16(金)に株価が4.7%下落しているのは、4.5億ドルの転換社債発行のニュースによるもので、米証券ジェフリーズは同業のオクラロを買収するためである可能性があるとしています。
買付チャートオクラロ(OCLR) 9.23ドル18.1 ・光通信ネットワーク機器の光学部品やモジュール、サブシステムを主力とする企業です。また、波長可変レーザー、外部変調器、ポンプレーザチップ、薄膜フィルタ、増幅器などのレーザー製品を手掛けます。前身は88年創業の英国企業「Bookham Technology」で、米国企業と合併して現在は本社をカリフォルニアに置いています。

・16年7-9月期決算は、100ギガトランシーバー向け製品の増加により、売上は前年同期比8%増、営業利益は売上増と製品ミックスの改善により40%増となっています。17年9月期は、売上が44%増、EPSは6.4倍が予想されています。

・12/16(金)に株価が7.1%上昇しているのは、フィニーサーの資金調達は同社買収を意図したものとの思惑によると見られます。
買付チャートルメンタム ホールディングス(LITE) 39.10ドル19.6 ・光通信ネットワーク機器のサブシステムや部品、各種レーザー製品を工業品メーカーやライフサイエンス企業などへ提供しています。

・7-9月期決算は、北米メトロネットワーク向けの需要増を受けて売上は21%増、営業利益は114%増でした。10-12月期のガイダンスは売上が258-270百万ドル(前年同期比18-24%増)、EPSは0.47-0.55ドル(7-9月期は0.49ドル)が見込まれています。

・17年6月期は、売上が18%増、EPSは2.1倍が見込まれています。
買付チャートコーニング(GLW) 24.30ドル14.6 ・特殊ガラスとセラミックの米国大手メーカーです。ディスプレイ向けのガラス基板、光ファイバなど通信関連、自動車・工場排ガス浄化用セラミック基板、医療分野ではマイクロプレートや細胞培養基などを製造・販売しています。

・7-9月期決算は、ディスプレイ部門と光通信部門が牽引して売上が10%増、純利益は34%増と堅調でした。光通信部門はファイバー・トゥ・ザ・ホームが好調で売上は6%増、純利益は11%増でした。

・16年12月期は、売上が7%増、EPSは42%増が見込まれています。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。シエナは17年10月期、フィニーサーは17年4月期、オクラロは17年6月期、ルメンタム ホールディングスは17年6月期、コーニングは17年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
19(月)・日本貿易収支(11月)
・中国住宅価格(11月)
・ドイツIFO企業景況感(12月)
レナ―
20(火)・日銀政策金利ナイキ、フェデックス、カーニバル、ゼネラルミルズ
カーマックス、ダーデンレストランツ
21(水)・米中古住宅販売件数(11月)マイクロン テクノロジー
22(木)・米実質GDP(7-9月期、確報値)
・米耐久財受注(11月)
・米個人所得・個人支出(11月)
・米PCEコアデフレータ(11月)
23(金)・東京市場休場(天皇誕生日)
・新築住宅販売件数(11月)
・ミシガン大学消費者マインド(12月、確報値)
26(月)・安倍首相ハワイ訪問(〜28日)
・米国市場休場(クリスマスの振替休日)
27(火)・中国工業部門利益(11月)
・S&Pコアロジック住宅価格指数(10月)
・米消費者信頼感指数(12月)
28(水)・日本鉱工業生産(11月)
・米中古住宅販売仮契約(11月)
29(木)
30(金)・大納会
・シカゴ購買部協会景気指数(12月)

※注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社保有顧客数の1〜50位、青字のハイライトは51〜70位を示します。
※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

今すぐ外国株式口座開設

今すぐお取引

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • MAXISETF売買手数料全額キャッシュバックキャンペーン
  • 【リスクヘッジに効果的!?】SBI証券で貴金属関連商品に投資しよう!

PR


ページトップへ

入金・出金・振替

ご利用にあたって

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.