SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2019-06-27 06:57:07

マーケット > レポート > アメリカ NOW!今週の5銘柄 >  直近株価に動意のある銘柄群

アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜直近株価に動意のある銘柄群〜

2016/05/16
投資調査部 榮 聡

先週の米国株式市場は、原油価格の上昇を受けて5/10(火)には大きく上昇しましたが、ウォルト ディズニーや百貨店各社の決算が失望されて週後半にかけて反落となりました。今週はもみ合いからやや軟調となる可能性が高そうです。週末の小売売上高と消費者マインドの改善が米国内需回復を示唆する内容となり、「利上げ」「ドル高」シナリオが台頭しやすいと見られるためです。

今回は全体の相場がやや調整気味となる中でも、直近の株価が動意づいている銘柄をご紹介いたします。アナリストの目標株価引き上げをきっかけに上場来高値を更新したアマゾン ドットコム(AMZN)に加え、「米国株スクリーナー」の「値上がり追求型」で抽出された銘柄から、エヌビディア(NVDA)、アクティビジョン ブリザード(ATVI)、エレクトロニック アーツ(EA)、インターナショナルフレーバーフレグランス(IFF)を選んで 、今週の5銘柄としています。

主要企業の決算概要:ウォルト ディズニー(DIS)をご報告しています。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、原油価格の上昇を受けて5/10(火)には大きく上昇しましたが、ウォルト ディズニーや百貨店各社の決算が失望されて週後半にかけて調整基調となりました。5/13(金)の4月小売売上高と5月ミシガン大学消費者マインドは大幅改善となりましたが、S&P500指数は当日0.9%の下落で反応しています。同指数は週間で0.5%の下落でした。

4月小売売上高は、前月比1.3%増で市場予想の0.7%増を大幅に上回り、前年同期比でも3.0%増と3月の1.7%増から大幅改善となりました。また、5月ミシガン大学の消費者マインドは、15年12月の92.6をピークに16年4月の89.0まで4ヵ月連続悪化していましたが、5月は95.8と大幅に改善(市場予想は91.0)しています。2月半ばからの株価の反発と金融市場の落ち着きが消費者心理にポジティブに効いてきているようです。

また、5/14(土)発表の中国の4月鉱工業生産は前年比6.0%増で、3月の6.8%増、市場予想の6.5%増を下回ったほか、小売売上高、固定資産投資も市場予想を下回り不振でした。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、もみ合いないしやや軟調となる可能性が高いと考えられます。

4月ISM非製造業景況指数、4月小売売上高、5月ミシガン大学の消費者マインドが市場予想を上回る改善となったことで、米国の内需は年初の低迷から回復しつつあるようです。これを背景に「利上げ」期待が高まり、「ドル高」に振れる可能性が強まったと見られます。このため、米国株式には当面下押し圧力が強まると考えられます。

ただ、米景気の回復が見えてきたということですので深押しとなることはなく、下げたところは買いのチャンスというスタンスで臨んで良いと考えられます。一方、週末の中国の経済統計が弱かったことで、米国内需の回復は織り込むけれども、海外の不透明要因を考慮して「利上げ」期待は高まらないという可能性もあるでしょう。その場合には、米国株はもみ合い程度で収まる可能性も考えられます。

今週も5/18(水)のFOMC議事録(4月26〜27日分)、5/20(金)の主要7ヵ国財務相・中央銀行総裁会議(21日まで)など米国の利上げやドルの動向に影響を与えうるイベントが控えています。

企業決算では百貨店各社の売上低迷が確認されましたが、(1)そもそも相対的に不振な業態である(日本でもインバウンドで盛り上がる前はそうでした)、(2)アパレルなどでアマゾンの攻勢の影響を受けている、(3)ドル高による旅行者の消費低迷の影響を受けている、などから米国の消費者の実態を見るには適さない企業群です。一方、今週発表予定の、ホームセンター、スーパー、ディスカウントストアなどでは百貨店よりも堅調な内容になると見込まれます。

先週個別企業の動きで目立ったのは、アマゾンが昨年12/29に付けた高値を上抜けて、週間で4.4%の上昇となっていることです。5/10(火)にバーンスタインのアナリストが、今後の利益率の拡大見通しを背景に目標株価を770ドルから1,000ドルに引き上げたことがきっかけとなりました。百貨店の売上不振がアマゾンの更なる好調を連想させたことも後押しになったと見られます。1-3月期決算では売上の加速が確認できているため(業績動向は本レポート5/2号に掲載)、注目できるでしょう。

今週の5銘柄

今回は全体の相場がやや調整気味となる中でも、直近株価が動意づいている銘柄をご紹介いたします。

「利上げ」期待の高まりで株価が調整する場合にも米国経済の回復を背景としているため、深押しにはならないと考えられます。このため、個別要因で上昇している銘柄はその勢いを保つ可能性が高いと考えられます。

株価が動意づいている銘柄を見つけるために「米国株スクリーナー」のSBI証券おすすめスクリーナー3の「値上がり追求型」を使用しました。「値上がり追求型」のスクリーニング条件は、以下の2点です。

1. ボリンジャーバンドブレイクアウト(強気相場)
2. 実績ROA(総資産利益率)が3%以上

「ボリンジャーバンドブレイクアウト」は、株価が従来推移していた変動レンジから上抜けて強い動きになっていることを示すテクニカル指標です。さらに今回は、時価総額100億ドル以上の条件を加えて、8銘柄を図表3にリストアップしています。

この中から、株価の動向や直近の決算動向を勘案して、ゲームソフト大手のアクティビジョン ブリザード(ATVI) とエレクトロニック アーツ(EA)、 画像処理向け半導体が得意なエヌビディア(NVDA)、香味料・香料の大手で安定成長が期待されるインターナショナルフレーバーフレグランス(IFF) を選んでいます。

さらに、上記で注目できるとしたアマゾン ドットコム(AMZN)を加えて今週の5銘柄といたします。

図表2:4月の米小売売上高は改善

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表3:「米国株クリーナー」の「値上がり追求型」の銘柄群(5/13時点)

銘柄名(コード) 事業 現在値
(5/13)(ドル)
実績ROA
(%)
予想PER
(倍)
時価総額
(億ドル)
アクティビジョン ブリザード(ATVI) ゲームソフト 38.3 5.97 27.19 283
CA(CA) ビジネスソフト 31.5 6.94 16.01 131
エレクトロニック アーツ(EA) ゲームソフト 75.2 17.52 25.07 233
インターナショナルフレーバーフレグランス(IFF) 香料・香味料 126.2 11.62 22.95 101
モンサント(MON) 農薬・種子 99.9 10.46 25.15 437
網易(ネットイーズ) ADR(NTES) ネット技術 153.4 19.12 14.51 202
エヌビディア(NVDA) 半導体 41.0 8.43 26.03 223
トランス ダイム グループ(TDG) 航空機部品 248.9 5.94 24.89 132

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(5/13)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートアマゾン ドットコム(AMZN)709.92ドル68.5 ・5/10(火)にバーンスタインのアナリストが目標株価を770ドルから1,000ドルに引き上げました。同アナリストは、(1)アマゾンウェブサービスなど高利益率事業の構成比上昇、(2)販売仲介サービスへのシフト、(3)ロボットを多く配置した配送センターの比率上昇などにより、今後利益率が上昇するとの見通しを目標株価引き上げの理由としています。

・1-3月期決算はネット通販事業の売上伸び率が10-12月期から加速、売上・EPSとも市場予想を上回って好調でした。また、その後百貨店の2-4月期決算が想定以上の悪化となったため、裏返しとしてアマゾンの好調が連想されているようです。

・株価は昨年末につけた上場来高値を力強く更新しており、追随買いの要所と考えられるでしょう。
買付チャートエヌビディア(NVDA)40.98ドル20.4 ・コンピューターで画像処理を担うグラフィック・プロセッシング・ユニットを得意とする半導体メーカーです。

・5/13発表の16年2-4月期の売上は13%増、EPSは38%増で、EPSは市場予想を44%上回りました。分野別の売上はゲーム機687百万ドル(前年同期比17%増)、プロ向け画像処理PC189百万ドル(同4%増)、データセンター143百万ドル(同63%増)、自動車113百万ドル(同47%増)、OEM&IP173百万ドル(同21%減)と、スマホ・タブレット向けのOEM&IPを除いて幅広い分野で好調です。

・3四半期連続でEPSは市場予想を大きく上回ったことを受けて、5/13の株価は15%上昇して上場来高値を大幅に更新しています。世の中でグラフィック処理の重要性が高まる流れに乗っていると考えられ、引き続き注目できるでしょう。
買付チャートアクティビジョン ブリザード(ATVI)38.29ドル20.9 ・ゲームソフトの世界大手で、13年にフランスのヴィヴェンディから独立した会社です。

・1-3月期のEPSは2月時点のガイダンスが0.12ドルで当時の市場予想0.18ドルを下回ったことで株価は大きく下落しましたが、実績は0.23ドルで着地しました。4-6月期のガイダンスが売上は6%、EPSは15%市場予想を上回ったことから株価が動意づいています。

・月間ユーザー数は、「コールオブデューティ」を擁するアクティビジョン部門が55百万人(前年同期比10%増)、「ワールドオブウォークラフト」のブリザード部門が26百万人(同23%増)、買収した「キャンディークラッシュ」のキング・デジタル部門が4.6億人(前四半期比3%増)と好調に推移しています。
買付チャートエレクトロニック アーツ(EA)75.20ドル21.1 ・ゲームソフトの世界大手です。ビデオゲーム機向けが主力で、PlayStation4、Xbox One向けソフトウェアで欧米では最大シェアを保有しています。

・一時低迷していたビデオゲーム機向けがシクリカルな回復にある中、モバイル向けが順調に拡大して、業績は16年3月期から回復基調にあります。1-3月期決算は売上・EPSとも市場予想を4%上回ったことから、株価に動意が出てきています。17年3月期は、「BATTLEFIELD 1」、「EA SPORTS」の新作タイトルが予定され、売上は7%増、純利益は10%増が見込まれています。

・5/17に予定されているアナリストデーも株価の刺激材料として期待されます。
買付チャートインターナショナルフレーバーフレグランス(IFF)126.25ドル23.0 ・香味料で世界最大、香料でスイスのジボダン、フィルメニッヒに次ぐ3位級です。顧客である食品・日用品企業が巨大化しているため、香味料・香料もグローバルに対応できる企業に優位性があると考えられ、安定成長が期待できるでしょう。

・5/9発表の1-3月期決算は、オーガニックベースで、売上は前年同期比2%増、営業利益が同4%増、EPSは同8%増と堅調です。北米の香料部門が買収効果も併せて11%増と売上を伸ばしたことが貢献しています。通期のガイダンス(為替の影響を除くベース)は、売上3.5-4.5%増、EPS6.5-8.5%増で維持されました。

・株価のテクニカル面からも、ここ1年以上続いた100-120ドルのもみ合いレンジを上抜けて上場来高値を更新しており、注目できるでしょう。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。エヌビディアは17年1月期、エレクトロニック アーツは17年3月期、それ以外は16年12月期です。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週発表された主要企業の決算概要

銘柄名(コード)
決算発表日、株価反応日、株価、前日比
直近実績 前年同期比 予想乖離 前四半期の
前年同期比
ウォルト ディズニー(DIS) 売上(億ドル) 130 4% -2% 14%
5/10、5/11、102.29ドル、-4.0% EPS(ドル) 1.36 11% -3% 28%

・1-3月期は売上・EPSの伸びが10-12月期から大幅減速した形ですが、年末年始のイベント等が10-12月期に入っていたことが要因で、数字が示唆するほど基調が減速したわけではないようです。上半期(15年9月-16年3月)の売上9%増、EPS22%増が実勢に近いようです。

・「スターウォーズ:フォースの覚醒」に加え、「ズートピア」が予想外の大ヒットとなっているスタジオ・エンタテイメント部門が好調、パークス&リゾート部門も堅調です。メディア部門は、カレッジフットボール放映の関係で、10-12月期の6%減益から9%増に改善、上半期では3%増の営業増益となっています。スポーツチャンネルESPNの加入者数は引き続き減少していますが(コードカッティングの影響と見られます)、インターネットテレビでの採用交渉もいくつか進んでいる模様で、悪い話ばかりではありません。

・1-3月期決算は売上・EPSとも市場予想を下回ったものの、(1)イベントの期ズレによりアナリストの予想がし難かったとみられる、(2)メディア部門が減益から増益となった(テクニカルな要因ながら)、(3)6/16に上海ディズニーランドの開園を控えている、などから調整一巡後は見直し買いも期待できるでしょう。

※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
14(土)・中国鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資(4月)
16(月)・ニューヨーク連銀製造業景気指数(5月)
・NAHB住宅市場指数(5月)
17(火)・米住宅着工・許可件数(4月)
・米消費者物価指数(4月)
・米鉱工業生産指数・設備稼働率(4月)
ホームデポ、TJX
18(水)・日本実質GDP(1-3月期)
・ユーロ圏消費者物価指数(4月)
・FOMC議事要旨(4月26〜27日分)
セールスフォース ドットコム、シスコ システムズ
ターゲット、エル ブランズ、ロウズ
19(木)・日本機械受注(3月)
・フィラデルフィア連銀製造業景気指数(5月)
ウォルマート ストアーズ、アプライド マテリアルズ
ギャップ、ロス ストアーズ
20(金)・主要7ヵ国財務相・中央銀行総裁会議(21日まで)
・米中古住宅販売件数(4月)
ディア
23(月)・ユーロ圏消費者信頼感(5月)
24(火)・ドイツZEW景況感(5月)
・米新築住宅販売件数(4月)
オートゾーン、ベストバイ、インチュイト
25(水)・ドイツIFO企業景況感(5月)ティファニー
26(木)・G7伊勢志摩サミット(27日まで)
・米耐久財受注(4月)

・米中古住宅販売仮契約(4月)
コストコ、ウルタ サロン コスメティックス、ダラー ゼネラル
27(金)・中国工業部門利益(4月)
・米実質GDP(1-3月、2次速報)

注:企業決算の赤字でのハイライトは、当社顧客保有残高上位50銘柄を示します。

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

今すぐ外国株式口座開設

今すぐお取引

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • MAXISETF売買手数料全額キャッシュバックキャンペーン
  • 【リスクヘッジに効果的!?】SBI証券で貴金属関連商品に投資しよう!

PR


ページトップへ

入金・出金・振替

ご利用にあたって

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.