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銀行株の低迷は好機?業種に注目した両建て戦略

2016/02/18

1月29日、日銀は「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」を導入することを発表しました。マイナス金利導入決定を受けて収益悪化懸念から銀行株の下落が目立っています。株式市場が総じて下げる中において石油・石炭製品業や電気・ガス業は比較的下落幅は小さく留まっていました。

株式市場を業種別で見てみると株価が低迷していた業種が突如として上昇率の上位になったり、逆に上位にいた業種が翌月には下位に低迷するといった具合に、相対的に株価が下がった業種はいずれ反発し、値上がりした業種は下落するという経験則があります。

本レポートではこの経験則に基づき、相対的に上昇が期待できる業種のコールと相対的に下落が想定される業種のプットを保有することで相場全体の影響をなるべく減らして収益獲得を狙う方法について紹介しています。

相場環境は値幅の大きい荒れ相場となっています。上昇相場だけでなく下落相場でも収益獲得を狙え、追証もないeワラントの活用をすれば、投資の幅が広がるでしょう。この機会に是非eワラントのお取引をご検討ください!

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直近の東証33業種別月次リターン

この図は東証33業種の月次変動率のランキングで、2015年4月から2016年2月まで並べたものです(2016年2月は15日までの変動率を使用)。例えば2016年2月は全業種でマイナスとなっていますが、ベスト3は石油・石炭製品が-0.98%、電気・ガス業が-2.27%、陸運業-3.61%でしたが、ワースト3は銀行業が-19.84%、証券・商品先物が-18.93%、ガラス・土石が-18.76%でした。この図を見ると順位はほぼ毎月入れ替わっている半面、数ヵ月低迷している業種が突如として上位に顔を出すことがあることが分かります。

図中に色が付されている業種は2ヵ月以上ワースト3に属していた業種がワースト3を脱却した後にどの順位になったかを示しています。2015年7月の海運業はワースト3を抜け出しても下位に低迷していたこと、鉄鋼はワースト3に属する期間が長かったこと(2015年6月から2015年9月)が発生していますが、2ヵ月以上ワースト3に位置していた業種はその反動から上位となる経験則を見ることができるでしょう。

図1:東証33業種指数月次収益率(2016年2月は15日まで)

※ロイターをもとにeワラント証券投資情報室が作成。

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具体的な投資戦術

前述の図において先月から低迷が続いている業種は銀行業です。日銀がマイナス金利の導入を決定したこともあり、資金の運用難や収益性悪化懸念から金融機関の株式は売られています。しかし、低迷していた業種は反発するという経験則に従うとすれば、相対的に銀行業は好機といえるかもしれません。逆に2月の上位業種である石油・石炭製品、電気・ガス業、陸運業は相対的に弱含むかもしれません。

投資戦術としては、銀行業に属する株式のコールと石油・石炭製品、陸運業または食料品に属する株式のプットを同時に買い付け、数ヵ月程度保有することを考えます。この例では実効ギアリングで把握できるレバレッジ水準がコール、プットともに絶対値で5倍前後(本稿執筆時点)の銘柄をピックアップしています。なお、電気・ガス業に属する株式のプットは本稿執筆時点では存在しませんでした。

(銀行業)
三菱UFJ コール 第235回
みずほ コール 第313回
三井住友 コール 第242回


(石油・石炭製品)
JX プット 第19回
(陸運業)
JR東 プット 第86回
(食料品)
JT プット 第97回

コールの対象となっている株式の上昇率がプットの対象となっている株式の上昇率を上回るか、プットの対象となっている株式の下落率がコールの対象となっている株式の下落率よりも大きい場合に全体の相場変動に関係なく収益獲得が見込めます。

ただし、上記の状態となるのに時間がかかり、コールとプットの時間的価値の減価の影響が大きくなった場合や、コールの対象となっている株式が下落すると同時にプットの対象となっている株式が上昇した場合などには損失となる可能性があることには注意が必要です。

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今回のコールくん、プットくんの注目銘柄

コールくんが選ぶ〜注目銘柄

この原資産を選んだ理由

市場の不確実性が増してきているね。各国中央銀行も量的緩和策を維持していく方向だし、米国ももしかすると利上げができなくなるかもしれない。このような世界的な通貨安競争になると金価格には追い風になるね。直近の金価格は急上昇した反動で若干下落気味だけれども、押し目買いの好機と見ているよ。

この権利行使価格と満期日を選んだ理由

年末まで保有することを想定しているので、時間経過による目減りの影響が比較的小さい銘柄を選んだよ。具体的には権利行使価格が株価水準よりも低くなっていて、満期日までの残存期間が長めにある点を重視したよ。

保有期間の目安

年末までを想定しているけど急騰することがあったら利食い売りを考えたいね。

目標売却価格(買気配値)

8円前後で利食い売りを目標にしたいね。

  • ※あくまでも目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
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日経平均コール909回
金リンク債コール219回
米ドルリンク債プット566回
日経平均コール908回
金リンク債コール216回

  • ※コメント作成時、eワラントホームページのアクセス状況に基づきます。

プットくんが選ぶ〜注目銘柄

この原資産を選んだ理由

日本と中国が金融緩和策で通貨安政策を採っているなかで輸出に頼る韓国経済にとっては痛手だね。仮に韓国が通貨安政策を進めても経済規模で見たら日本と中国にはかなわないからあまり効果がないかもしれない。加えて日本や中国以上に北朝鮮という地政学的リスクの影響は大きいので、海外投資家目線で見ても積極的に韓国株に投資する目的がないのではないかと考えたよ。

この権利行使価格と満期日を選んだ理由

長期的な韓国株の下落を想定して満期日までの期間がなるべく長い銘柄にしたよ。権利行使価格はプットの場合は高めの銘柄ほど価格変動リスクは低いね。

保有期間の目安

満期日まで持ってもよいかなと考えているよ。

目標売却価格(買気配値)

10円以上での売却を目標にしたいね。

  • ※あくまでも目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
この銘柄を見ている方はこんな銘柄も見ています

国際石油開発帝石コール116回
国際石油開発帝石コール120回
国際石油開発帝石コール119回
韓国200種株価指数プット197回
ハンセン指数プット152回

  • ※コメント作成時、eワラントホームページのアクセス状況に基づきます。

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