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マーケット > レポート > ちょっとe(イー)銘柄の見つけかた > 2月5日発表の米国失業率は要注意?

2月5日発表の米国失業率は要注意?

2016/02/04

先週29日の日本株市場は日銀によるマイナス金利導入の発表で荒っぽい値動きとなりました。市場はこの話題で持ちきりとなりましたが、このようなときこそ世界経済の中心である米国の動向を見極め、相場の見通しと投資方針をじっくり考えるほうがよいでしょう。

本レポートでは米国の株価動向を予想する上で参考となる指標を二つ紹介しています。特に2月5日に発表される予定の1月の失業率の数値によっては米国の株価低迷の兆候となる可能性があります。

相場環境は値幅の大きい荒れ相場となっています。eワラントを活用すれば相場観が外れても追証の心配はありません。しかもレバレッジが効いていますので、リスク資産100%とせずに、例えば現金8割+eワラント2割などといった投資手法で一定の現金を確保する運用も可能です。この機会に是非eワラントのお取引をぜひご検討ください!

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指標その1:米国ハイ・イールド債券の利回り

図は米国のハイ・イールド債券のうち、投資非適格とされる格付けCCC以下の債券で構成される指数の利回りと、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数の月次ベースの比較です。株価下落時には利回りが高水準にあることに注目です。株価が低迷している時期はたいてい景気が悪く、企業の資金繰りも悪化するので、投資家は利払いの不履行を警戒します。すると投資非適格のハイ・イールド債券への投資需要は減り、ハイ・イールド債券は下落しますので、その分、利回りは高くなります。

直近のハイ・イールド債券の利回りは上昇傾向を続けており、1月末でおよそ19%にまで上昇しています。過去の上昇局面と比較すると1999年末の株価のピーク近辺、2008年の株価急落の真っ只中と同水準であり、遅かれ早かれ米国株の急落が発生することを警戒しておいた方がよい水準といえるでしょう。

図1:米国ハイ・イールド債の利回りとS&P500の推移(1996年12月末〜2016年1月末)
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指標その2:米国の失業率の傾向

一般に不景気であれば失業率は高く、景気回復期であれば失業率は「低下傾向」にあります。「低い」と「低下傾向」の意味合いは大きく違います。失業率が低下を続ける「低下傾向」にあれば景気回復期といえますが、失業率が下げ止まった「低い」状態は景気拡大が止まった状態で、株価もピーク状態にあるかもしれないからです。失業率が単に「低い」というのは景気動向を見る上ではあまり参考になりません。失業率が「低下傾向」にあるのかどうかを見るべきでしょう。

この図は米国の失業率、失業率の3ヵ月の移動平均、S&P500指数の月次データです。移動平均は失業率の傾向を見るためのものです。失業率と株価の関係をみると、「低下傾向」にあるときは株価は上昇傾向にありますが、失業率の「低下傾向」が止まる、つまり移動平均が横ばいになるとその後に米国株が下落しています。失業率の動向は米国株下落を予想する上で役に立ちそうです。

図2:米国の失業率とS&P500の推移(1996年12月末〜2016年1月末)

5日発表される失業率に注目すべき理由は、「低下傾向」を示す移動平均が横ばいになるかもしれない重要な節目にあるからです。10月、11月、12月の失業率はいずれも5.0%で低下していません。仮に1月の失業率が5.1%となると失業率は上昇傾向に入った可能性を示唆し、米国株下落の警戒サインとなります。5.0%であれば上昇傾向とも低下傾向ともいえませんが、横ばい傾向となるのでやや警戒となります。4.9%に低下となれば米国景気は回復傾向にあり、まだ警戒レベルには達していないと考えることができるでしょう。

図3:1月の失業率=5.1%なら?

図4:1月の失業率=5.0%なら?

図5:1月の失業率=4.9%なら?

以上の2指標を踏まえると、米国株は遅かれ早かれ下落トレンド入りとなる可能性がある一方で、失業率の低下傾向が続くのであれば米国経済は堅調であると考えられ、短期的な株価上昇を期待できるかもしれません。相場観別のシナリオと投資戦術の方針案としては以下が挙げられるでしょう。

【相場観(1)中長期で米国株に弱気】
満期日までの期間がなるべく長め、権利行使価格がなるべく高めのプットを満期日の1ヵ月前くらいまで保有する
ダウ・ジョーンズ工業株価平均 プット 第272回

【相場観(2)失業率の改善(低下)で短期的に米国株は急上昇(自信あり)】
満期日までの期間が短め、権利行使価格が株価水準に近いコールを1週間程度保有する。
ダウ・ジョーンズ工業株価平均 コール 第291回

【相場観(3)失業率の改善(低下)で株価は緩やかに上昇へ(やや自信あり)】
期日までの期間がなるべく長め、権利行使価格なるべく低いコールを数週間〜数ヵ月程度保有する
ダウ・ジョーンズ工業株価平均 コール 第303回

  • ※上記は将来の運用成果等を保証するものではありません。
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今回のコールくん、プットくんの注目銘柄

コールくんが選ぶ〜注目銘柄

この原資産を選んだ理由

2月といえば中国の春節休みだね。今年もインバウンド消費が盛り上がるといいけど、先月の日銀のマイナス金利導入で円安になっているね。これは日本にやって来る外国人観光客にとってはメリットが大きいと思うよ。インバウンド関連銘柄はいくつかあるけれど、今回は株価に底入れ感のあるオリエンタルランドに注目したよ。

この権利行使価格と満期日を選んだ理由

数ヵ月以上保有することを想定しているので、時間経過による目減りの影響が比較的小さい銘柄を選んだよ。具体的には権利行使価格が株価水準よりも低くなっていて、満期日までの残存期間が長めにある点を重視したよ。

保有期間の目安

日本株市場全体が大きく下げない限り、満期日の1ヵ月前くらい、目安として5月まで保有したいね。ゴールデン・ウィークも同社にとってはポジティブだね。

目標売却価格(買気配値)

8円前後で利食い売りを目標にしたいね。

  • ※あくまでも目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
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マツダコール43回
ファナックコール130回
任天堂コール218回
村田製作所コール94回
オリエンタルランドコール57回

  • ※コメント作成時、eワラントホームページのアクセス状況に基づきます。

プットくんが選ぶ〜注目銘柄

この原資産を選んだ理由

コール君も言っている日銀のマイナス金利導入についてだけど、日本株への影響は業種によって異なるという見方が多いようだね。銀行株は下げて反応しているけど、これが日銀の取り組みに対する株式市場の回答なのかもしれないね。日銀は追加的にマイナス金利の幅を徐々に下げてくる可能性も否定できないし、銀行株の下落トレンドに乗るのが上策と思ったよ。

この権利行使価格と満期日を選んだ理由

銀行株は短期的に反発するかもしれないけれど、長期的な下落トレンドに入ったとみて、満期日までの期間がなるべく長い銘柄にしたよ。権利行使価格はプットの場合は高めの銘柄ほど価格変動リスクは低いね。

保有期間の目安

満期日まで持ってもよいかなと考えているよ。

目標売却価格(買気配値)

12円以上での売却を目標にしたいね。

  • ※あくまでも目安であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
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三菱UFJプット192回
三菱UFJプット195回
三菱UFJプット197回
三菱UFJプット198回
日経平均プット653回

  • ※コメント作成時、eワラントホームページのアクセス状況に基づきます。

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