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2018-08-16 12:53:08

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「決算発表シーズン」一巡で注目したい好業績・出遅れ銘柄はコレ!?

2018/5/11
投資情報部 鈴木英之

5/11(金)の東京株式市場では、日経平均株価が前日比261円30銭高となり、終値は22,758円48銭と、2/2(金)以来の高値水準を回復しました。前日までNYダウが6営業日続伸となったことや、「加計学園」を巡る参考人招致が終わったことが要因と考えられます。

加えて、この日は3月決算企業の決算発表が社数ベースでピークとなり、「決算発表シーズン」がほぼ一巡するため、投資家がリスクを取りやすくなり、「決算発表シーズン」一巡後の選別物色がスタートした可能性もありそうです。そこで、今回の「日本株投資戦略」では、「決算発表シーズン」一巡後のタイミングで注目されやすいと考えられる「好業績・出遅れ銘柄」を抽出すべく、スクリーニングを行ってみました。

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「決算発表シーズン」一巡で注目したい好業績・出遅れ銘柄はコレ!?

それではさっそく、「決算発表シーズン」一巡後のタイミングで注目されやすいと考えられる「好業績・出遅れ銘柄」を抽出すべく、スクリーニングを行ってみたいと思います。スクリーニング条件は以下の通りです。

(1)東証1部に上場する3月決算銘柄であること
(2)時価総額が1千億円超(3/30現在)であること
(3)広義の金融を除くセクターに属していること
(4)業績予想を公表(Bloomberg)しているアナリストが3名以上いること
(5)決算発表日が5/9(水)までの銘柄であること
(6)2018年3月期までの5年間、営業利益が黒字で、かつ増益(前期比)の銘柄であること
(7)2018年3月期の営業利益が事前の会社予想(4/4現在)を上回っている銘柄であること
(8)2019年3月期の予想営業利益(会社予想)が5%超の増益予想である一方、市場予想に対しては下回っていること
(9)2020年3月期の予想営業利益(市場予想)が増益予想(対19年3月期の市場予想営業利益)の銘柄であること
(10)4/20(金)〜5/10(木)の株価上昇率が5%未満の銘柄であること

上記のすべての条件を満たす銘柄を、2019年3月期の予想営業利益(会社予想)の対前期比増益率が高い順に並べたものが表1になります。

「決算発表シーズン」においては、決算数字や業績予想をチェックし、投資家は瞬時に投資判断を迫られることが多くなります。一般的に、企業の発表した利益の実績や予想数字が市場予想を上回った時に株価が上昇しやすく、逆に下回った時は株価が下落しやすくなるようです。

今回も、決算発表シーズン(「日本株投資戦略」では4/20〜5/10と定義づけました)において株価が上昇した銘柄は、2019年3月期の会社予想営業利益が事前の市場予想営業利益を上回った銘柄が多かったようです。逆に、2019年3月期の会社予想営業利益が事前の市場予想営業利益を下回った銘柄については、株価が下げるケースも多く見受けられました。

しかし、「決算発表シーズン」が終われば、銘柄の選別の仕方も変わってくると思います。上記のスクリーニング条件により、「決算発表シーズン」一巡後のタイミングで注目されやすいと考えられる「好業績・出遅れ銘柄」の選別に迫れると、「日本株投資戦略」では考えています。

表1:「決算発表シーズン」一巡で注目したい好業績・出遅れ銘柄はコレ!?

取引 チャート コード 銘柄名 株価(5/10) 騰落率
4/20
〜5/10
営業利益(乖離率・増減)
18/3 19/3
会社予想
20/3
予想
対会社予想 対市場予想 対前期 対前期
現買信買 チャート 2413 エムスリー※ 4,270 -6.3% 2.4% -15.0% 15.0% 9.9%
現買信買 チャート 8920 東 祥 4,100 +3.8% 0.9% -7.3% 10.3% 21.6%
現買信買 チャート 4684 オービック 9,360 +4.3% 7.8% -1.9% 8.3% 9.5%
現買信買 チャート 2127 日本M&Aセンター 3,280 -1.4% 2.7% -15.5% 7.7% 11.9%
現買信買 チャート 4922 コーセー 20,660 +0.5% 5.2% -7.5% 7.4% 12.2%
現買信買 チャート 6367 ダイキン工業 13,120 +2.1% 1.5% -4.4% 6.4% 8.2%
  • ※会社公表データおよびBloombergデータを用いてSBI証券が作成。営業利益(乖離率・増減)の項目において、18/3期の「対会社予想」は同期の営業利益が会社予想を何%上回ったのかを示しています。また、19/3期の会社予想は会社予想営業利益が市場予想営業利益から何%下回っているか、および前期比何%増益となっているのかを示しています。さらに、20/3期の予想は同期の市場予想営業利益が19/3期の市場予想営業利益に対し、何%の増益率になっているのかを示しています。
  • ※エムスリーは2019年3月期からIFRS適用を予定し、会社予想営業利益はその影響を受けており、「対前期」の数字も遡及後の数字との比較にしています。ただし、表1の18/3期の営業利益は遡及前の数字を使って、会社予想との比較を計算しています。
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スクリーニングのポイントと注意点

上記したように、今回の「決算発表シーズン」においては、2019年3月期の会社予想営業利益が事前の市場予想営業利益を上回った銘柄は株価が上昇しやすく、逆に、2019年3月期の会社予想営業利益が事前の市場予想営業利益を下回った銘柄については、株価が下げやすかったと見受けられます。

「決算発表シーズン」が終われば、こうした物色傾向に変化が生じやすくなると「日本株投資戦略」では考えています。特に、2019年3月期の会社予想営業利益が事前の市場予想営業利益を下回った銘柄に投資チャンスが出てくる可能性があると考えられます。

一般的に、アナリストの業績予想の平均(市場コンセンサス)として集計される市場予想は会社予想より強めになりやすい傾向があります。したがって、事業環境やその会社の成長力と比べ「期待が先行し過ぎている」ケースも少なくないと思われます。逆に、期待が先行し過ぎていた分、決算発表後の株価上昇率が鈍かったり、株価が下げたりしやすいため、そこが買いチャンスになる可能性が出てくる訳です。

前項のスクリーニング条件において、多くの銘柄が「脱落」してしまったのが(6)の条件です。事業環境の変化が激しい現在において、やはり、5年間増益を続けることだけでも、その会社には潜在的な成長力があると考えられます。ちなみに、表1の銘柄はすべて、2018年3月期に純利益ベースで最高益を更新しており、今期はそれを更に更新する見通しになっています。そのことも、改めて評価してよいと考えられます。

また、2018年3月期の営業利益について、自らが公表した事前の予想数字を上回っていることも、高い評価を与えるべきであると考えられます。表1にあげた銘柄については同様に、例外なく、期初に公開した予想営業利益を期末にはクリアしています。すなわち、これらの会社は期初の業績予想を保守的に行っている可能性もあり、市場予想を下回っている予想営業利益が「実力」とは限らないため、それを「売りの理由」にすることは誤りになる可能性もある訳です。

もっとも、上場企業にとり、2019年3月期の事業環境は2018年3月期よりも厳しくなりやすく、それは表1の銘柄も変わらないかもしれません。その意味では、これらの銘柄の真の「実力」が問われる年度になるとも言えそうです。

  • ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
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