労務行政研究所から、東証一部上場企業の夏のボーナス平均妥結額が73万4,434円と発表されています。前年比3％増は、リーマンショック後では最高水準となります。その他の企業も、今年のボーナスは期待が出来そうです。ようやく、アベノミクスによる景気回復の恩恵が労働者にも配分されてきたのでしょう。

そのボーナスの使い道として、カカクコムの2015年の調査では、1位「貯金」、2位「商品・サービスを購入する」、3位「旅行・外出をする(国内)」と なっています。金融商品の購入も、前年比3割程度増加しています。相場の福の神としては、ぜひ株式投資をオススメしたいところです。

株式投資での利益は大きく分けて
　キャピタルゲイン（売却益）
　インカムゲイン（配当・株主優待）
の2つがあります。日本の個人投資家の場合、安定的な利益を見込むことが難しいキャピタルゲインより、安定的な利益が見込めるインカムゲインを重視する傾向にあります。特にボーナスで株式投資を始めるような初心者の方の場合、よりインカムゲインを重視する傾向にあると言えるでしょう。

また、ボーナスが増額されれば、使い道2位である「商品・サービスを購入」する方や、消費金額も増加するため、消費関連の内需銘柄の売上高が増加する可能性もあります。

今回は以上の理由から、今年の夏のボーナスに向けた参考銘柄として、高配当で株主優待があり、今期2桁以上の増収が見込める消費関連銘柄をご紹介いたしましょう。

• ※株価日足チャートは、2015/6/22時点のものです。
• ※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。