皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
10月の米消費者物価指数(CPI)の結果を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に0.25%の利下げを行う観測が強まりました。一方で、パウエルFRB議長が利下げを慎重に判断する姿勢を見せたことによりマーケットは失速しました。
NASDAQ-100は上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
NYダウは上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
日経225は上昇期である第1ステージから下降相場の入口である第3ステージへ移行してきました。ここから中期移動平均線が長期移動平均線を下抜ければ下降期である第4ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに逆行します。
原油ETFは上昇期である第1ステージから下降相場の入口である第3ステージへ移行してきました。ここから中期移動平均線が長期移動平均線を下抜ければ下降期である第4ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに逆行します。
トランプ次期米大統領による規制緩和への期待を背景に金融関連などが上昇していましたが、高値警戒が出てきたことで金融関連やトランプ氏を支援する米実業家イーロン・マスク氏率いる電気自動車(EV)大手テスラなど、利益確定売りが出てきました。
10月のCPIは市場予想と同水準で2.6%となり、FRBが12月に0.25%の利下げを行う観測が強まりました。これを受け、2年物米国債利回りが大幅に低下し、小売りやエネルギー関連などが買われました。ただ、大統領選と同時に行われた連邦議会選で、上院に続き下院でも共和党が多数派になることが確実になったと伝わると、株式市場は上げ幅を縮小しました。なぜなら、市場関係者の間では、大統領職と上下両院の多数派ともに共和党が占めることで、トランプ氏が極端な政策を進めるのに歯止めがかからなくなるとの懸念が出たことによります。
パウエルFRB議長は、講演で米経済は堅調で「利下げを急ぐ必要があるというシグナルを発していない」と説明し、今後の利下げペースを慎重に判断する姿勢を示しました。パウエル議長の講演内容を嫌気して、米長期金利が上昇し株式市場は値下がりしました。
米労働省が14日発表した10月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.2%上昇と、市場予想と一致しましたが、前年同月比(季節調整前)は2.4%上昇となり、予想を上回りました。また、米新規失業保険申請は9日までの1週間で前週比4,000件減の21万7,000件と市場予想を下回り、労働市場の底堅さが示されました。米商務省が15日発表した10月の小売売上高は前月比0.4%増と予想を超過し、利下げペースが鈍るとの見方に拍車をかけました。
トランプ次期大統領が掲げる経済政策を織り込んで関連銘柄を取引する「トランプ・トレード」も勢いが失速気味となっており、短期間で相場が急騰しただけに高値警戒感から利益確定売りも出ています。一方で、モデルナやファイザーなどワクチン・製薬株にも売りが出ました。なぜなら、トランプ氏がワクチン懐疑派のロバート・ケネディ・ジュニア氏を厚生長官に指名したことが嫌気されたからです。
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週間の概況
注目イベント
11月20日(水)08:50(日本)10月貿易統計
11月20日(水)16:00(英国)10月消費者物価指数
11月20日(水)19:00(ユーロ圏)9月建設支出
11月20日(水)21:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
11月21日(木)22:30(米国)11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
11月21日(木)22:30(米国)新規失業保険申請件数
11月21日(木)24:00(ユーロ圏)11月消費者信頼感
11月21日(木)24:00(米国)10月景気先行指標総合指数
11月21日(木)24:00(米国)10月中古住宅販売件数
11月22日(金)08:30(日本)10月全国消費者物価指数
11月22日(金)16:00(独国)7-9月期GDP
11月22日(金)18:00(ユーロ圏)11月製造業購買担当者景気指数
11月22日(金)18:00(ユーロ圏)11月サービス部門購買担当者景気指数
11月22日(金)18:30(英国)11月製造業購買担当者景気指数
11月22日(金)18:30(英国)11月サービス部門購買担当者景気指数
11月22日(金)23:45(米国)11月製造業購買担当者景気指数
11月22日(金)23:45(米国)11月サービス部門購買担当者景気指数
11月22日(金)23:45(米国)11月総合購買担当者景気指数
11月22日(金)24:00(米国)11月ミシガン大学消費者態度指数
11月26日(火)08:50(日本)10月企業向けサービス価格指数
11月26日(火)23:00(米国)7-9月期四半期住宅価格指数
11月26日(火)23:00(米国)9月ケース・シラー米住宅価格指数
11月26日(火)24:00(米国)10月新築住宅販売件数
11月26日(火)24:00(米国)11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
11月26日(火)24:00(米国)11月リッチモンド連銀製造業指数
11月26日(火)28:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
*今週はFOMC議事要旨に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第3ステージ
第3ステージは下降相場の入口です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を下抜けていきます。
重要な価格
高値41,000円 安値35,120円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がっていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値44,600ドル 安値39,978ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がっていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値21,500ドル 安値18,386ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第3ステージ
第3ステージは下降相場の入口です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を下抜けていきます。
重要な価格
高値3,300円 安値2,593円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
先週の宿題はグランビルの売りシグナル「③」がどういうものだったのか、また、成功しやすいケースと失敗につながるケースの違いがどこにあるのかを考えてみましょう。というものでした。
売りシグナル③は、価格が下降基調の移動平均線の下にあり、その後移動平均線に向かって接近していくが、移動平均線とクロスせずに再度下降を始めたところです。
これは、買いシグナル③の逆となります。価格が安定下降しているところでの価格と移動平均線の関係を確認してみましょう。価格が安定して下降しているわけですから、価格と移動平均線は並行して下降していきます。このとき、価格は基本的に移動平均線の下にあります。なぜなら、移動平均線は過去数日間の平均値なので、下降局面では、当然、現在の価格よりも遅行して推移していきますので、位置関係でみると、現在の価格よりも高い値になります。
そして、価格はその都度上がったり下がったりしますが、移動平均線はそれより遅れて下降したり上昇したりします。ですから、価格と移動平均線の位置関係を見れば、現状が上昇トレンドか下降トレンドかがわかるのです。
下降トレンドが継続しているとしても、価格と移動平均線がずっと並行して推移するのではなく、価格と移動平均線の間隔が広がったり縮まったりしていきます。それは、価格が下降力を強めているときは、価格と移動平均線の間隔は徐々に広がり、逆に価格が下降力を失うと、価格と移動平均線は間隔を徐々に縮めていきます。
つまり、下降トレンドのときは、価格と移動平均線の位置関係を保ったまま、価格が移動平均線に接近したり離れたりするわけですから、このケースは、一度、下降力を弱めた相場が再度下降を始めたことを意味するので売りのチャンスだといえるのです。
では、成功しやすいケースと失敗につながるケースの違いについて見ていきましょう。まずは、移動平均線がしっかりと右肩下がりになっていることが重要です。移動平均線の下げ方が緩やかだと、ゴールデンクロスしてトレンド転換につながる可能性が高まります。また、価格も上昇する角度が緩やかである方が成功しやすく、角度が鋭い場合は上昇力が強いためにトレンド転換につながる可能性が高まります。移動平均線の角度と価格の反発力の関係に注目しましょう。
では、今週の宿題です。グランビルの売りシグナル「④」がどういうものだったのか、また、成功しやすいケースと失敗につながるケースの違いがどこにあるのかを考えてみましょう。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。