皆さん、こんにちは。
移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。
7月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、2021年3月以来の低い数値となり、インフレの鈍化傾向の継続が改めて確認されました。9月に連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを決定するとの見方が一段と高まりました。
NASDAQ-100は下降期である第4ステージから上昇相場の入口である第6ステージへ移行してきました。このまま中期移動平均線が長期移動平均線を上抜ければ上昇期である第1ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージに逆行します。
NYダウは下降相場の入口である第3ステージから上昇期である第1ステージへ逆行してきました。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。
日経225は下降期である第4ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージに移行します。
原油ETFは下降期である第4ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくるとトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージに移行してきます。
7月の米卸売物価指数(PPI)は前月比で0.1%上昇、前年同月比では2.2%上昇となり、それぞれ市場予想を下回りました。インフレの鈍化を示す内容となりました。7月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比で2.9%と、前月の3.0%を下回りました。3%台を割り込むのは2021年3月以来となり、インフレの鈍化傾向の継続が改めて確認されました。9月に連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを決定するとの見方が一段と高まりました。
また、7月の米小売売上高は市場予想を大幅に上回りました。米小売り大手ウォルマートは5~7月期決算が好調で、通期の業績見通しを上方修正しました。いずれも景気減速に対する懸念を和らげる内容となりました。また、新規失業保険申請件数が前週より減少し、雇用情勢悪化の不安も後退しました。市場関係者の間では、小売売上高は強く、失業保険申請は少なく、ウォルマートは好決算と、望ましい材料が三つそろう「ハットトリック」だとの声が聞かれました。
今週発表された統計はインフレの鈍化基調を示す一方、消費や労働市場の底堅さを示す内容でした。米経済が成長を維持しながらインフレも落ち着く「ソフトランディング(軟着陸)」を達成するとの期待が広がりました。
米商務省が発表した7月の住宅着工件数は、前月比6.8%減の123万8,000戸と市場予想を下回りました。一方、米ミシガン大学が発表した8月の消費者景況感指数は67.8となり、前月から上昇しました。
8月23日に経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演する予定となっています。市場関係者の間では、9月の利下げ方針が示唆されることが期待されており、雇用情勢などに対する分析も注目されています。
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週間の概況
注目イベント
8月21日(水) 08:50(日本)7月貿易統計
8月21日(水) 20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
8月21日(水) 27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
8月22日(木) 17:00(ユーロ圏)8月製造業購買担当者景気指数
8月22日(木) 17:00(ユーロ圏)8月サービス部門購買担当者景気指数
8月22日(木) 17:30(英国)8月製造業購買担当者景気指数
8月22日(木) 17:30(英国)8月サービス部門購買担当者景気指数
8月22日(木) 21:30(米国)新規失業保険申請件数
8月22日(木) 22:45(米国)8月製造業購買担当者景気指数
8月22日(木) 22:45(米国)8月サービス部門購買担当者景気指数
8月22日(木) 22:45(米国)8月総合購買担当者景気指数
8月22日(木) 23:00(ユーロ圏)8月消費者信頼感
8月22日(木) 23:00(米国)7月中古住宅販売件数
8月22日(木) (米国)ジャクソンホール会議(~24日)
8月23日(金) 08:01(英国)8月GFK消費者信頼感調査
8月23日(金) 08:30(日本)7月全国消費者物価指数
8月23日(金) 23:00(米国)7月新築住宅販売件数
8月26日(月) 14:00(日本)6月景気一致指数・6月景気先行指数
8月26日(月) 21:30(米国)7月耐久財受注
8月27日(火) 08:50(日本)7月企業向けサービス価格指数
8月27日(火) 15:00(独国)4-6月期GDP
8月27日(火) 22:00(米国)4-6月期四半期住宅価格指数
8月27日(火) 22:00(米国)6月住宅価格指数
8月27日(火) 22:00(米国)6月ケース・シラー米住宅価格指数
8月27日(火) 23:00(米国)8月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
8月27日(火) 23:00(米国)8月リッチモンド連銀製造業指数
*今週はFOMC議事要旨とジャクソンホール会議に注目しましょう。
チャート分析による銘柄診断
日経225分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値39,328円 安値30,000円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
NYダウ分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値41,356ドル 安値37,202ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
NASDAQ-100分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第6ステージ
第6ステージは上昇相場の入口です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値20,762ドル 安値16,954ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
原油ETF分析
※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
重要な価格
高値3,646円 安値2,700円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
先週の宿題を確認していきましょう。
宿題は「2024年の「日経225の日足」チャートの①から⑥で、今度は売り方の心理状態の変化を考えてみましょう。」というものでした。
では、さっそく見ていきましょう。
①のところは、ゴールデンクロスしてきたことで、損益がマイナスになってきました。慌てて損切りを検討するところです。
②は損益がプラスに転じるところですので期待感が高まるものの、直ぐにマイナスに変わりました。
③でやっと、損益がプラスになって期待感が高まったものの、
④で20日移動平均線が横ばいになります。価格はゴールデンクロス、デッドクロスを小刻みに繰り返し、売り方の心理としては、損益がプラスになったりマイナスになったりして、慌ただしい心理の変化が起きています。とはいえ、決済を検討するほどの大きな動きではありません。もみ合い相場なので様子見となっています。
それが、⑤になってゴールデンクロスしてきたため均衡が崩れました。売り方は一気に損益がマイナスになりますので損切りを検討します。
その後、⑥になり、デッドクロスしてきたことで、売り方は期待が高まる動きとなりました。このように買い方の心理状態だけでなく、売り方の心理状態を意識することが大事になります。
今週の宿題はありませんが、来週はグランビルの法則について見ていきますので、予習をしておきましょう。
移動平均線大循環分析の見方(簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。