SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-20 01:22:56

マーケット > レポート >  小次郎講師の週間チャート分析レポート > FRB利上げ前倒し懸念から急落!NYダウ第3ステージ(下降相場の入り口)へ!?

FRB利上げ前倒し懸念から急落!NYダウ第3ステージ(下降相場の入り口)へ!?

日経225とNYダウの週間チャート分析!!小次郎講師直伝の投資法を毎週レポートで掲載!

2021/6/22

皆さん、こんにちは。

移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。米連邦準備制度理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に発表した参加者による政策金利予想では、利上げ時期が3月時点の2024年以降から23年に前倒しされたことで、ハト派的な姿勢がやや弱まりました。さらに、セントルイス地区連銀のブラード総裁がテレビインタビューで、1回目の利上げの時期を来年終盤と予想していると発言したことが嫌気されました。

NYダウは上昇期である第1ステージでしたが、短期移動平均線が帯に突入し一気に下抜けたことで下降相場の入り口である第3ステージに移行しました。このまま、中期移動平均線が長期移動平均線を下抜ければ下降期である第4ステージへと移行します。一方で、短期移動平均線が再び帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに逆行します。

日経225は上昇相場の入り口である第6ステージから中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けて上昇期である第1ステージへと移行していましたが、急落した影響で一気に下降期である第4ステージに移行しました。ただ、3本の移動平均線の間隔が狭いために、ステージが移行しやすい状況となっています。ここからの短期移動平均線と帯の関係に注目して見ていきましょう。

テスラは暗号資産(仮想通貨)ビットコインでの支払い受け入れの再開を表明し、ビットコイン相場が回復してきました。

FRBは2日間の日程で開いた金融政策会合で、市場予想通り政策金利を年0〜0.25%に据え置き、量的緩和策で米国債などを買い入れるペースも月額1,200億ドル(約13兆円)を維持する方針を全会一致で決定しました。また、会合後に発表した参加者による政策金利予想では、利上げ時期が3月時点の2024年以降から23年に前倒しされました。今回の予想では、23年末までに利上げを見込んだ参加者は18人中13人と、3月の7人から増加し、22年の利上げ想定も4人から7人に増えました。市場関係者の間では、ハト派的な姿勢がやや弱まったと受け止められました。その後、パウエルFRB議長は記者会見で、利上げ議論は極めて時期尚早との見方を示したことで安心感が広がりました。

セントルイス地区連銀のブラード総裁は米テレビのインタビューで、1回目の利上げの時期を来年終盤と予想していると発言し、16日に公表されたFOMC参加者による政策金利予想よりも早期の利上げを示唆する内容だったことが嫌気され株式市場の売り材料となりました。

5月の卸売物価指数(PPI)は前年同月比6.6%上昇し、伸び率は前月に続いて過去最大を更新しました。エネルギーと食料品を除いたコア指数は4.8%上昇しました。大幅な指数の伸びは織り込み済みではあるものの、インフレ懸念につながりました。

日銀は18日の金融政策決定会合で、新型コロナウイルス対策として導入した企業の資金繰り支援策の期限を半年間延長し、2022年3月末までとすることを決めました。コロナ禍の影響は長期化が避けられず、支援を当面継続する必要があると判断しました。長短金利操作を柱とする大規模な金融緩和は維持となりました。

週末のNY市場はオプション取引など4つの取引の期限満了日が重なる「クアドルプル・ウィッチング」でした。この日は、値動きが激しくなる傾向があるとされており、下げ幅が増幅されたとみられているようです。ただし、チャートに変化が出てきていますので、慎重に対応していきましょう。

CFD(くりっく株365)取引口座
開設はこちら(無料)

ほぼ即時口座開設が可能
(メンテナンス時間除く)

CFD(くりっく株365)
取引サイトへ

取引時間AM8:30〜翌AM6:00(夏時間AM5:00)日本の祝日も取引可能!

CFD(くりっく株365)
取引口座へ入金(振替)

平日14:30までの振替指示なら
翌営業日の取引開始前に完了!

週間の概況

注目イベント

6月23日(水)17:00(ユーロ圏)6月製造業購買担当者景気指数
6月23日(水)17:00(ユーロ圏)6月サービス部門購買担当者景気指数
6月23日(水)17:30(英国)6月製造業購買担当者景気指数
6月23日(水)17:30(英国)6月サービス部門購買担当者景気指数
6月23日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
6月23日(水)22:45(米国)6月製造業購買担当者景気指数
6月23日(水)22:45(米国)6月サービス部門購買担当者景気指数
6月23日(水)22:45(米国)6月総合購買担当者景気指数
6月23日(水)23:00(米国)5月新築住宅販売件数
6月24日(木)08:50(日本)5月企業向けサービス価格指数
6月24日(木)20:00(英国)イングランド銀行(BOE)金利発表
6月24日(木)20:00(英国)英中銀資産買取プログラム規模
6月24日(木)20:00(英国)英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
6月24日(木)21:30(米国)5月耐久財受注
6月24日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
6月24日(木)21:30(米国)1-3月期四半期実質GDP
6月24日(木)21:30(米国)1-3月期四半期GDP個人消費
6月24日(木)21:30(米国)1-3月期四半期コアPCE
6月25日(金)08:30(日本)6月東京都区部消費者物価指数
6月25日(金)17:00(ユーロ圏)5月マネーサプライM3
6月25日(金)21:30(米国)5月個人所得
6月25日(金)21:30(米国)5月個人消費支出
6月25日(金)23:00(米国)6月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
6月29日(火)08:30(日本)5月失業率、5月有効求人倍率
6月29日(火)08:50(日本)5月小売業販売額
6月29日(火)18:00(ユーロ圏)6月消費者信頼感
6月29日(火)18:00(ユーロ圏)6月経済信頼感
6月29日(火)22:00(米国)4月住宅価格指数
6月29日(火)22:00(米国)4月ケース・シラー米住宅価格指数
6月29日(火)23:00(米国)6月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)


*今週は英国の金融政策や米国のGDPに注目しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第4ステージ
第4ステージは下降期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値30,753円 安値26,955円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第3ステージ
第3ステージは下降相場の入り口です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値35,137ドル 安値32,144ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

今週からは「帯」について見ていきましょう。

中期線と長期線の間のところを「帯」と呼びます。「帯」を理解することでより深い分析ができるようになります。何が分かるかというと、大局のトレンドを判断することができるようになり、さらに、トレンドがないところも判断することができるようになります。

帯には2つの種類があり、右肩上がりの帯を「上昇帯」といい、右肩下がりの帯を「下降帯」といいます。

それぞれを確認していきましょう。上昇帯は右肩上がりとなっているわけですから、中期線と長期線の関係は、上から中期線、長期線の並び順となります。

一方で、下降帯は右肩下がりとなっているので、上から長期線、中期線の並び順となります。

その上昇帯から下降帯に切り替わるときが陰転、逆に下降帯から上昇帯に切り替わる時が陽転です。上昇帯は上から中期線、長期線の順番ですが、下降帯に切り替わるときに、2本の線がクロスすることで上から長期線、中期線になるということです。つまり、陰転とは大局トレンドが上昇から下降に変わったことであり、陽転を経て大局トレンドが上昇に変わったと確認できるのです。

ここで、下のチャートをご覧ください。先程、陽転、陰転という話をしましたが、チャートで確認すると、下降帯から上昇帯に変わるところが陽転、上昇帯が下降帯に変わるところが陰転で、価格の流れが帯の変化と共に逆転しているのが分かります。

では、来週も「帯」について詳しく見ていきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

移動平均線大循環分析

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.