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2024-03-29 00:13:37

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米中貿易協議に注目!NYダウ・日経225が第2ステージ(上昇相場の終焉)へ!!

日経225とNYダウの週間チャート分析!!小次郎講師直伝の投資法を毎週レポートで掲載!

2019/3/12

皆さん、こんにちは。

米中両国は貿易協議で合意に至れば、互いの輸入品に昨年発動した制裁・報復関税を一部撤回し、さらに最終合意を目指す首脳会談が今月27日前後に米国内で開催する方向で調整中であると米メディアから報道され、米中協議の早期合意への期待が高まりました。

しかし、その後、ポンペオ米国務長官は対中貿易協議について「トランプ大統領は完璧でなければ合意しない」と発言し、同時に、合意に向けた取り組みを米政府が進めるとも強調したことで、米中貿易交渉の行方をめぐり期待と不安が交錯した格好となりました。

また、中国の国会に当たる全国人民代表大会(全人代)では、今年の経済成長率目標を2年ぶりに引き下げて6.0〜6.5%に設定したことも相場の重しとなったようです。一方、米国の経済指標は強弱が入り交じる結果が続いており、米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した全国12地区の連銀景況報告(ベージュブック)によると、前回の総括判断をやや下方修正し、製造業を中心に世界経済の減速に伴う需要低下が報告され、景気が緩やかに鈍化していることを示唆した内容となりました。

欧州中央銀行(ECB)は定例理事会において、年内の利上げを断念し早くても2020年以降に先送りする方針を決定しました。同時に19年のユーロ圏の成長率予測を前回の1.7%から1.1%に大幅下方修正しました。そして、利上げ先送りに加えてECBは市中銀行を対象とした長期資金供給オペ(TLTRO3)の開始も決定しました。昨年末に量的金融緩和策を打ち切ったばかりのECBの新たな資金供給策を受け、欧州市場で債券買いにつながり米国の長期金利も低下しました。

ECBの年内利上げの断念は、市場予想を超えた「ハト派」的な結果であり、本来、利上げ先送りは株式市場にとっては買い材料となりますが、欧州の景気不安のほうが上回り、世界経済の減速懸念が再燃したことで、世界の株式市場の失速につながりました。

米労働省は2月の雇用統計を発表しました。景気動向を示す非農業部門の就業者数は季節調整済みで前月比2万人増と、1月の31.1万人増から大幅に鈍化し、伸びは2017年9月以来1年5カ月ぶりの小ささとなった模様です。これを受けて市場では米景気の先行きに対する懸念が広がりましたが、失業率は3.8%と前月から0.2ポイント改善した上に、就業者数の伸びの落ち込みは天候など一時的な要因によるもので、さほど悪い内容ではないとの見方もあったようです。

米中通商協議で中国側代表の事務次官の一人が、記者会見で米国側と「互いに全ての追加関税を撤回する協議を続けている」と述べ、両国が3月中にも協議の合意に向けた首脳会談を開く検討に入っていたようですが、対立点が解消せずに開催は4月以降になる可能性も出ているようです。

米中貿易協議や英国のEU離脱問題などの不安要素が山積しており、米中を中心に回復基調にあった株式市場にもブレーキがかかってきているようです。NYダウも日経225も移動平均線大循環分析では第1ステージから第2ステージに移行してきています。安定上昇期が終わっています。下降期になっているわけではありませんので、悲観的になる必要はありませんが、慎重に対応していきましょう。

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週間の概況

注目イベント

3月13日(水)08:50(日本)1月機械受注
3月13日(水)19:00(ユーロ圏)1月鉱工業生産
3月13日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
3月13日(水)21:30(米国)2月卸売物価指数
3月14日(木)11:00(中国)2月鉱工業生産、2月小売売上高
3月14日(木)16:00(独国)2月消費者物価指数
3月14日(木)16:45(仏国)2月消費者物価指数
3月14日(木)21:30(米国)2月小売売上高
3月14日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
3月14日(木)21:30(米国)失業保険継続受給者数
3月14日(木)21:30(米国)2月輸入物価指数
3月14日(木)21:30(米国)2月輸出物価指数
3月15日(金)未定(日本)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
3月15日(金)15:30(日本)黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
3月15日(金)19:00(ユーロ圏)2月消費者物価指数
3月15日(金)21:30(米国)3月ニューヨーク連銀製造業景気指数
3月15日(金)22:15(米国)2月鉱工業生産
3月15日(金)23:00(米国)3月ミシガン大学消費者態度指数
3月18日(月)08:50(日本)2月貿易統計
3月18日(月)13:30(日本)1月鉱工業生産
3月18日(月)23:00(米国)3月NAHB住宅市場指数
3月19日(火)09:30(豪国)10-12月期四半期住宅価格指数
3月19日(火)09:30(豪国)豪準備銀行(RBA)、金融政策会合議事要旨公表
3月19日(火)18:30(英国)2月失業保険申請件数
3月19日(火)18:30(英国)2月失業率、1月失業率(ILO方式)
3月19日(火)19:00(独国)3月ZEW景況感調査
3月19日(火)19:00(ユーロ圏)3月ZEW景況感調査
3月19日(火)23:00(米国)1月製造業新規受注

※今週は日銀金融決定会合の行方や黒田日銀総裁の発言に注目しましょう。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第2ステージ
第2ステージは上昇相場の終焉です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値22,959円 安値20,250円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第2ステージ
第2ステージは上昇相場の終焉です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値26,336ドル 安値21,565ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味がある。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週はもうひとつのタートルズの増し玉ルール、1N追加ルールを見てきました。そして、タートルズの追加のルールには1/2Nごとに増し玉する手法と、1Nごとに増し玉する手法の2通りがあり、いずれの場合も、追加のルールよりも“銘柄分散ルール”が優先、いずれの場合も、ロスカットラインは増し玉のたびに値位置を2Nに変更することを学びました。

それから、1/2Nの追加のルールに従って最大4ユニットを建玉したときの最大リスクは5N、すなわち5%でした。これに対して1Nの追加ルールに基づいて4ユニット建玉した時のリスクは2Nで、投資資金の2%と低くなります。

【1Nの追加ルールで負うリスク】
1、1,000円の1ユニット、ロスカットライン1,100円⇒リスク=−1N
2、1,100円の1ユニット、ロスカットライン1,100円⇒リスク= 0N
3、1,200円の1ユニット、ロスカットライン1,100円⇒リスク= 1N
4、1,300円の1ユニット、ロスカットライン1,100円⇒リスク= 2N

合計リスク=−1N+0N+1N+2N=2N

こうして最大リスクの数値だけを比較すると、“1/2N”よりも”1N”の追加ルールのほうが、リスクが低く有利に見えます。果たしてそれで正解でしょうか。

ここで”1/2N”の平均買い値を計算してみましょう。はじき出された答えは「1,075円」です。

(1,000円+1,050円+1,100円+1,150円)÷4=1,075円

一方、”1N”の平均買い値は「1,150円」になります。

(1,000円+1,100円+1,200円+1,300円)÷4=1,150円

つまり、”1N”のほうが平均価格は高くなっているのです。

結論を言えば、増し玉の基本はやはり、”1/2Nの追加”ルールで、状況に応じて”1Nの追加“ルールも採用することになります。

ここまでタートルズの追加のルールを見てきましたが、来週はその応用編を見ていこうと思いますので楽しみにしておいてください。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

移動平均線大循環分析

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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