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2024-03-29 22:00:07

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懸念材料が山積か!?NYダウ・日経225が再びステージ4に!!

日経225とNYダウの週間チャート分析!!小次郎講師直伝の投資法を毎週レポートで掲載!

2018/12/11

皆さん、こんにちは。
トランプ米大統領と習近平中国国家主席が1日に開催した、ブエノスアイレスでの首脳会談では、両国間の貿易戦争をひとまず「休戦」することで一致しました。米国が年明けに予定した対中追加関税の25%への引き上げを当面凍結する一方で、中国側は知的財産権の保護強化などに向けた協議を開始することに同意したことで、投資家のリスク選好の動きが戻り原油高も重なりNYダウは大幅続伸となりました。しかし、この上昇の流れは続かず、翌営業日には反動の利益確定売りが先行し、そこに、トランプ大統領が「私はタリフマン(関税の男)だ」などとツイートして、貿易摩擦解消に向けた対中協議が不調に終われば、追加関税も辞さない構えを改めて示したことが嫌気されました。更に、3%を割り込んできていた米10年債利回りが一段と低下し、将来の景気減速を織り込み始めた兆候とされるイールドカーブ(利回り曲線)のフラット化が進んできており、米経済の先行きに対する警戒感が広がったことで、幅広い銘柄で売りが加速しNYダウは再び大幅下落となりました。トランプ大統領は翌日、先日の米中首脳会談で開始を決めた貿易協議に関連し、「中国は米国産の大豆と液化天然ガス(LNG)の輸入を再開する準備を始めた」とツイッターに投稿しました。これを受け、前日に再燃した米中通商協議の行方に対する過度の懸念が後退しましたが、その日はブッシュ(父)元大統領の「国民追悼の日」に伴い、ニューヨーク証券取引所は休場でした。

米中貿易摩擦問題が非常に神経質な展開をみせている最中に、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟(メン・ワンツォウ)副会長が米国の要請でカナダ当局に逮捕されました。このニュースを受けたアジア市場では株式市場が全面安となり、米中関係が一段と悪化し、問題が複雑化するとの懸念から、欧米市場もこの流れを受けて株式市場で売りが殺到して大幅続落となりました。その後は、米紙が、米連邦準備制度理事会(FRB)が来年の利上げを慎重に進めることを検討していると報じて、来年の利上げ想定回数が9月時点の3回から減るとの期待が高まり、株価は買い戻しの動きとなり切り返しました。週末には石油輸出国機構(OPEC)がロシアなどの非加盟国も交えて協調減産に合意したことを好感して、エネルギー関連株が上昇しましたが、ナバロ米大統領補佐官が90日間の米中貿易協議をめぐり、合意できなければ関税を引き上げる可能性があると発言したことで地合いが悪化しました。そのようななか注目されていた11月の米雇用統計では、景気動向を反映する非農業部門就業者数が15万5,000人と市場予想を下回りました。ただ、平均時給が前年同月比で3.1%増、失業率は3.7%と1969年以来の歴史的な低水準を維持したことで、株価への影響は限定的だったようです。

米中貿易戦争の長期化懸念のくすぶりや、FRBによる今後の利上げペースの先行き不透明感、更に英国のEU離脱問題やフランスのデモ、メルケル首相後のドイツ問題等々、不安材料が山積している状況となっています。このような時こそ、移動平均線大循環分析でのステージを確認しながら対応していきましょう。

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週間の概況

注目イベント

12月12日(水)08:50(日本)10月機械受注
12月12日(水)19:00(ユーロ圏)10月鉱工業生産
12月12日(水)21:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
12月12日(水)22:30(米国)11月消費者物価指数(CPI)
12月13日(木)16:00(独国)11月消費者物価指数
12月13日(木)21:45(ユーロ圏)欧州中央銀行(ECB)政策金利
12月13日(木)22:30(ユーロ圏)ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
12月13日(木)22:30(米国)新規失業保険申請件数
12月13日(木)22:30(米国)失業保険継続受給者数
12月14日(金)08:50(日本)10-12月期日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
12月14日(金)11:00(中国)11月小売売上高、11月鉱工業生産
12月14日(金)13:30(日本)10月鉱工業生産・確報値
12月14日(金)22:30(米国)11月小売売上高
12月14日(金)23:15(米国)11月鉱工業生産
12月17日(月)19:00(ユーロ圏)10月貿易収支
12月17日(月)19:00(ユーロ圏)11月消費者物価指数
12月17日(月)22:30(米国)12月ニューヨーク連銀製造業景気指数
12月17日(月)24:00(米国)12月NAHB住宅市場指数
12月18日(火)09:30(豪国)豪準備銀行(RBA)、金融政策会合議事要旨公表
12月18日(火)18:00(独国)12月IFO企業景況感指数
12月18日(火)22:30(米国)11月住宅着工件数
12月18日(火)22:30(米国)11月建設許可件数

※今週はECBの金融政策に注目しましょう。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第4ステージ
第4ステージは下降期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値22,959円 安値20,905円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第4ステージ
第4ステージは下降期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値26,145ドル 安値24,145ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週はロスカットの注意点を見てきました。

ロスカットラインを設定していたのに、決済したらロスカットラインを大きく超えていたというケースには注意が必要でしたよね。

【ロスカットがロスカットラインを大きく超えるケース】
① オーバーナイトしたとき
② オーバーウィークしたとき
③ オーバーホリディしたとき
④ 流動性が低く、売り注文を出したら自分の注文で値段が下がるとき


上記に注意しながら、きめ細かさが最終的な損益を左右することを学びました。では、今週は1回のトレードで取るリスクについて見ていきましょう。

タートルズがロスカットラインを2ATRに設定していたことはすでに書きましたが、実は、タートルズ自身はATRのことを“N”と呼び、すべてNで管理していました。すなわち、ロスカットラインは2N分、逆方向に設定するということです。

利益確定も損切もすべてNで管理すると、とても便利です。5Nの利益を取って次のトレードで2N損したとしましょう。トータルでは3Nの利益になりますが、それは取りもなおさず投資用資金が3%増えたことを意味します。

ところで2Nのロスカットを設定したとき、1回のトレードで取るリスクは投資用資金の何%でしょうか。答えは簡単。1回のトレードは1ユニットであり、それに対して2N、つまりATRの2倍損するのですから2%になります。

ここで、2%という数字に注目してください。タートルズだけでなく、ありとあらゆる優秀なトレーダーは1回のトレードで取るリスクを2%としているのです。世界標準といってもよいでしょう。つまり1回のトレードが失敗に終わったとき、投資用資金が100万円なら2万円、1,000万円なら20万円の損ということになります。

この世界標準と自分のトレードを比較しましょう。投資用資金が100万円にもかかわらず、1回のトレードで30万円の損失を出すトレーダーは数限りなくいます。投資の世界に絶対はありません。当たり外れを繰り返すなかで利益を勝ち取っていこうとしたら、1回のトレードで過大なリスクを取ることは厳に慎みましょう。

では、次週からはトレイリングストップについて学んでいきましょう。よくわからないという方も大丈夫です。しっかりと解説していきますので安心してついてきてください。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

移動平均線大循環分析

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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