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2024-03-30 00:43:08

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米中貿易摩擦はどうなる?NYダウ・日経225も第4ステージへ!

日経225とNYダウの週間チャート分析!!小次郎講師直伝の投資法を毎週レポートで掲載!

2018/11/20

皆さん、こんにちは。
株式市場をけん引していたハイテク関連株が失速してきました。きっかけはアップルの「iPhone(アイフォーン)」向けに部品を供給する米ルメンタム・ホールディングスが、大口顧客からの大幅な供給減要請を理由に業績見通しを下方修正したことです。これを受け、アップルの業績に対する不安が浮上し、アップルをはじめ他のハイテク株にも売りが波及しました。また、原油市場の急落もエネルギー関連株の下落につながりました。背景には原油の世界的な供給過剰懸念が広がっていることが挙げられ、米原油先物相場は約1年ぶりの安値を付け株式市場の足を引っ張りました。

一方、不確定要素が多い米中貿易摩擦問題ですが、今週は期待感により株式市場が買われる動きが多かったようです。香港のメディアが「中国の劉副首相が貿易問題の解決に向け訪米する」などと報じられ、米中貿易摩擦に対する警戒感がやや後退しました。また、13日にはクドロー米国家経済会議(NEC)委員長がテレビインタビューで、会談の事実を認めるとともに、米中両政府が「あらゆるレベル」で協議していると述べました。さらに、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が、対中貿易制裁のさらなる措置を「既に保留にした」と企業幹部らに語ったとする英紙の報道も投資家心理を改善させる内容となりました。USTRは報道内容を否定したものの、月末からの20か国・地域(G20)首脳会議に合わせて開かれる予定の米中首脳会談で、貿易問題の解決に向けた歩み寄りがあるのではないかとの期待が高まっています。16日にトランプ米大統領はホワイトハウスで記者団に対し、米中首脳会談について「中国は貿易分野で合意を望んでいるが、まだ私には受け入れられない」と表明しました。一方で、中国側が歩み寄れば、第4弾となる新たな制裁関税を「課す必要はないかもしれない」との見通しも示しました。こうした発言も米中両国の貿易摩擦の緩和に向けた歩み寄りが可能との見方になりました。ただ、週末にパプアニューギニアで開かれていたアジア太平洋経済協力会議(APEC)では、通商政策における米中の対立から首脳宣言の採択を断念するという異例の事態を受け、今月末に開かれる米中首脳会談での議論が更に焦点となってきていますので注目です。

日本国内においては、内閣府が14日に2018年7〜9月期の国内総生産(GDP、季節調整値)の速報値を発表しました。物価変動の影響を除いた実質GDPは前期比0.3%減となり、年率換算でも1.2%減となり2四半期ぶりにマイナスとなりました。自然災害が相次いだ影響により個人消費や輸出が落ち込んだようです。NYダウの下落の影響と共にこのGDPの結果は日経225の失速につながりました。また、英国においては、英政府が臨時閣議で、欧州連合(EU)からの離脱協定草案を承認しました。メイ英首相は同草案に懐疑的な見方をする議会の承認を今後取り付けていかなければならずハードルは高いとの見方が市場関係者の間では多いようですので、今後の動向には注意しましょう。

移動平均線大循環分析においては、一時的には切り返しを見せていましたが、NYダウ、日経225ともに第4ステージへと移行してきました。FTSE100やDAXも戻り売りから第4ステージを維持しています。世界的な株安となっていますので、値ごろ感で売買するのではなく、しっかりとステージの変化を見ていくようにしましょう。

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週間の概況

◆注目イベント
11月21日(水)21:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
11月21日(水)22:30(米国)10月耐久財受注
11月21日(水)22:30(米国)新規失業保険申請件数
11月21日(水)24:00(米国)10月景気先行指標総合指数
11月21日(水)24:00(米国)11月ミシガン大学消費者態度指数
11月21日(水)24:00(米国)10月中古住宅販売件数
11月22日(木)米国休場(感謝祭)
11月22日(木)08:30(日本)10月全国消費者物価指数
11月22日(木)24:00(ユーロ圏)11月消費者信頼感
11月23日(金)日本休場(勤労感謝の日)
11月23日(金)16:00(独国)7-9月期GDP
11月23日(金)17:15(仏国)11月製造業購買担当者景気指数
11月23日(金)17:15(仏国)11月サービス部門購買担当者景気指数
11月23日(金)17:30(独国)11月製造業購買担当者景気指数
11月23日(金)17:30(独国)11月サービス部門購買担当者景気指数
11月23日(金)18:00(ユーロ圏)11月製造業購買担当者景気指数
11月23日(金)18:00(ユーロ圏)11月サービス部門購買担当者景気指数
11月23日(金)22:30(加国)9月小売売上高
11月23日(金)22:30(加国)10月消費者物価指数
11月23日(金)23:45(米国)11月製造業購買担当者景気指数
11月23日(金)23:45(米国)11月サービス部門購買担当者景気指数
11月23日(金)23:45(米国)11月総合購買担当者景気指数(PMI)
11月26日(月)14:00(日本)9月景気先行指数(CI)、9月景気一致指数(CI)
11月26日(月)18:00(独国)11月IFO企業景況感指数
11月27日(火)23:00(米国)9月ケース・シラー米住宅価格指数
11月27日(火)23:00(米国)9月ケース・シラー米住宅価格指数
11月27日(火)24:00(米国)11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)

※今週はドイツのGDPに注目しましょう。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値24,576円 安値20,905円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値26,970ドル 安値24,145ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

今週もロスカットラインについて学んでいきましょう。

まずは、ロスカットにおける適切な幅を見ていきましょう。

タートルズはロスカットラインをATRの2倍に設定していましたが、それは今から30年以上も前の話です。現代のわれわれがトレードしている銘柄は、当時のタートルズの“それ”とは異なります。このため、今、自分がトレードしている銘柄のノイズ幅がどうなっているのかは、常に把握しておかなければなりません。そして、状況によっては、ロスカットラインは、ATRの2倍とは異なる設定にする必要もあります。

ポイントは、以下の基本方針に従うことです。

① トレンドが継続しているときは一時的なノイズに引っかからない
② トレンドが終了したときはすぐ手仕舞いする

この2つに基づいて自分が手掛ける銘柄でノイズ幅を調べます。

実はタートルズは2ATR(ATRの2倍)をロスカットラインの基準にしていましたが、いろいろなトップトレーダーたちの手法を研究していると、2.5ATRから3ATR程度まで幅があることがわかってきました。

例えば、3倍なら日経225のATRが400円のときには1,200円となります。これはロスカットラインとして大きい(深い)でしょうか、それとも小さい(浅い)でしょうか?読者の皆さんのなかには、とても大きいと感じる方がいらっしゃるのではないでしょうか?

1ユニットとは、1ATR動いて投資資金の1%の損益が発生する取引量でした。ということは、3ATR分逆方向に動いたとしても3%の損失に過ぎません。1,000万円の投資資金に対しては30万円の損です。

個人トレーダーには、一般的にロスカットラインの設定が浅過ぎる傾向が見られます。適切なロスカットラインが2ATRから3ATRまでだとすれば、2ATR未満は浅過ぎることになります。にもかかわらず、その浅い値位置にロスカットラインを設定しているトレーダーはたくさんいます。ですから、一時的な逆方向の動きでロスカットされてしまうのです。

そのような間違った設定をしてしまう理由は、「1トレード当たりの適切な取引量を理解していない」ことにあります。適切な取引量を理解していないと、しばしば取引量は過多になってしまいます。くりっく株365は証拠金取引ですので、その資金でどれくらい買えるということと、適切な取引量というのは大きく差があるのです。

では、ロスカットのところは非常に大事ですので、来週もしっかりと学んでいきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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