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2024-03-28 23:52:55

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米中貿易戦争激化となるもNYダウ・日経225は第1ステージ維持!

2018/9/25

皆さん、こんにちは。
トランプ米政権は17日、米通商法301条に基づき、中国による知的財産権侵害に対抗した制裁関税の第3弾を今月9月24日に発動すると発表しました。中国からの輸入品2,000億ドル相当に10%の追加関税を課すことになります。また、トランプ大統領は声明で、中国が報復すれば直ちに2,670億ドルを対象に加えると言明しており、中国からのすべての輸入品への制裁も辞さない構えを示しています。米通商代表部(USTR)によると、第3弾の追加関税の税率は来年1月1日に25%に引き上げられる予定で、年末商戦を控え、輸入品の値上がりによる米消費者への影響に配慮し、当初の税率を抑えた模様です。対象は原案段階から約300品目減少しましたが、家電、家具などの消費財に加え、機械類、自動車部品も標的にしましたが、携帯電話やパソコンの本体は対象から除外されました。中国側もこれに対抗して追加関税を課す方針を表明しました。米中の貿易戦争の激化への警戒感が増したことからリスクオフの動きになりましたが、米中両国がいずれも適用する税率を抑えたほか、引き続き貿易戦争緩和に向けた協議の再開を模索しているとみられることから、貿易戦争は一気には激しくはならないとの見方が広がったようです。さらに、中国の李克強首相は19日、世界経済フォーラム夏季会合(夏季ダボス会議)で演説を行い、巨額の対中貿易制裁を課したトランプ米政権を念頭に「問題があれば協議によって解決すべきだ」と対話の重要性を訴えました。米中の貿易戦争への懸念が後退しており、投資家のリスク選考意欲が高まってきています。

米紙によると、中国が早ければ10月に、大半の貿易相手国を対象に、平均輸入関税率を引き下げる計画があるとの報道がでました。さらに、中国の国務院が国内消費の改善に向けて新たなガイダンスを発表しました。国内消費の拡大に向けた政府の取り組みを受け投資家心理が上向いたことで貿易戦争への懸念を相殺し、株式市場を後押ししました。

米国の経済指標は引き続き好調でした。米商務省が発表した8月の小売売上高は前月比0.1%増と市場予想を下回りましたが、7月分は当初発表の0.5%増から0.7%増へと上方修正されました。また、米連邦準備制度理事会(FRB)発表の8月の鉱工業生産指数が3カ月連続のプラスになり、9月のミシガン大消費者景況感指数も市場予想を上回りました。そして、2018年4〜6月期の経常収支赤字が前期比16.6%縮小し、8月の住宅着工件数は前月比9.2%増の128万2,000戸となり予想を上回りました。

オーストリアのザルツブルクで開かれていたEU首脳会議の翌21日、英国のメイ首相は、EU首脳は自身が示した提案を十分に説明することなく拒否したと指摘しました。離脱交渉は行き詰っているとの認識を示し、EUは離脱を巡る代替案を示す必要があると訴えました。また、条件などで合意した上で離脱するのが最善としながらも、望ましくない合意の上で離脱するよりは、合意がないまま離脱する方が望ましいとの考えも示したことを受け、英ポンドが急落したことで、ドル高につながりました。

今週は25日、26日両日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されています。利上げは確実視されていますが、来年以降の利上げ回数の動向に市場関係者の注目が集まっていますので、移動平均線大循環分析においてのステージの変化をしっかりと見ていきましょう。

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週間の概況

◆注目イベント
9月26日(水)15:45(仏国)9月消費者信頼感指数
9月26日(水)20:00(米国) MBA住宅ローン申請指数
9月26日(水)23:00(米国)8月新築住宅販売件数
9月27日(木)03:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)
9月27日(木)03:30(米国)パウエルFRB議長、定例記者会見
9月27日(木)15:00(独国)10月GFK消費者信頼感調査
9月27日(木)17:00(ユーロ圏)欧州中央銀行(ECB)月報
9月27日(木)18:00(ユーロ圏)9月消費者信頼感
9月27日(木)21:00(独国)9月消費者物価指数(CPI)
9月27日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
9月27日(木)21:30(米国)4-6月期四半期GDP、確定値
9月27日(木)21:30(米国)8月耐久財受注
9月27日(木)23:00(米国)8月住宅販売保留指数
9月28日(金)08:01(英国)9月GFK消費者信頼感調査
9月28日(金)08:30(日本)8月失業率、8月有効求人倍率
9月28日(金)08:50(日本)8月鉱工業生産
9月28日(金)10:45(中国)9月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)
9月28日(金)16:55(独国)9月失業者数、9月失業率
9月28日(金)17:30(英国)4-6月期四半期GDP、改定値
9月28日(金)18:00(ユーロ圏)9月消費者物価指数(HICP、速報値)
9月28日(金)21:30(米国)8月個人消費支出(PCE)
9月28日(金)21:30(米国)8月個人所得
9月28日(金)21:30(米国)8月個人消費支出
9月28日(金)21:30(加国)7月月次GDP
9月28日(金)22:45(米国)9月シカゴ購買部協会景気指数
9月28日(金)23:00(米国)9月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
10月1日(月)08:50(日本)7-9月期日銀短観
10月1日(月)16:55(独国)9月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
10月1日(月)17:00(ユーロ圏)9月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
10月1日(月)17:30(英国)9月製造業購買担当者景気指数(PMI)
10月1日(月)17:30(英国)8月消費者信用残高
10月1日(月)18:00(ユーロ圏)8月失業率
10月1日(月)22:45(米国)9月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
10月1日(月)23:00(米国)9月ISM製造業景況指数
10月2日(火)13:30(豪国)豪準備銀行(RBA)政策金利発表
10月2日(火)18:00(ユーロ圏)8月卸売物価指数(PPI)

※今週は米国のFOMCが大注目となります。米国をはじめ各国のGDPの結果にも注目です。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。帯に傾きが出て間隔が広がり始めました。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、更に帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値24,238円 安値22,388円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。帯に傾きが出て間隔が広がっています。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、更に帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けてきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値26,835ドル 安値24,994ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週は、目標価格を事前に設定することについて3つのケースを検証しました。今週は、利益確定をどのような考え方に基づいて実行するべきか考えていきましょう。

皆さんはどう思われますか。
利益確定はトレンドがある限りポジションを維持し、トレンドが終了したら手仕舞うという考え方に基づいて実行するやり方です。

トレードの極意は「大きなトレンドが発生したときに、そのトレンドをしっかり取れるかどうか」です。そのときに利益確定価格を事前に決めていたら、大きなトレンドに乗るのは難しくなります。

利益確定に関しては、重要な戒めがあります。

例えば、うまく上昇トレンドを見つけ、買いエントリーをしたとします。その後も順調に価格が上昇し、現在は100万円の計算上の利益(含み益)が出ています。ところが、まだまだ上がると思っていた矢先に相場は反転。価格が下がったところで手仕舞いのサインが出たため決済しました。実際に手にした利益は70万円です。

これは、ありがちな話です。このケースでは30万円の利益を取り損なっていますが、「その取り損ないを決して後悔してはいけない」ということが戒めなのです。

【利益確定の戒め】
トレードの途中で大きな利益が出ていたとしても、トレンドフォローはトレンドが継続する限り手仕舞わない。
手仕舞いはトレンド終了を告げるサインが出たとき。そのときには利益が減ってしまうことが多い。
その利益の減少を絶対に悔しいと思ってはいけない。

得られたはずの30万円のロスを嘆くのは人情です。なぜあのとき決済しなかったのかと後悔することでしょう。

このような経験を経たトレーダーが次に同じような場面に出くわしたときには、どういう行動を取るでしょう。買いエントリーは、良いタイミングでできました。価格はスルスルと上昇していきます。今の計算上の利益は、あのときと同じ100万円になっています。

おそらく、高い確率で100万円の利益を確定させることでしょう。ところが、そういうときに限って「あのときポジションを持ち続けていれば300万円の利益が獲れていたのに」というオチが待っているのです。

皆さんもそのような経験をされた事が多いのではないでしょうか。

次週も利益確定について考えていきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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