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2024-03-29 02:25:23

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マーケットが二極化へ!NYダウ・日経225は第1ステージを維持!

2018/9/4

皆さん、こんにちは。
トランプ大統領は27日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉でメキシコと大筋合意に達したと発表しました。最大の争点だった自動車の「原産地規則」について、現地調達率を現行の62.5%から75.0%に引き上げることで決着しました。メキシコとの大筋合意を受けて、世界的に激化する貿易戦争が収束に向かうとの期待感が高まりました。また、カナダも妥結に前向きな姿勢を示したことで、更なる期待感が高まりました。米国とカナダ、メキシコの3カ国は、31日にNAFTA再交渉の合意目標期限を迎えました。米メキシコ間で大筋合意した新協定の骨子をカナダが受け入れるかが焦点となっていましたが、米国と2国間協議に臨んだフリーランドカナダ外相は、双方の立場には開きがあると発言したことで、市場関係者の間では悲観的な見方が強まりました。ただ、両国が最終合意を目指して協議を継続する意向との報道が出たことで、悲観的な見方が緩和されました。また、知的財産権侵害を理由にした米国の対中貿易制裁においては、トランプ大統領が第3弾に当たる2,000億ドル相当の中国産品への関税発動に前向きであるとの報道や、欧州連合(EU)が示した自動車関税の撤退案にも「不十分だ」と不満を表明し、更に世界貿易機構(WTO)から脱退する可能性をちらつかせていたことなどから、市場では貿易摩擦の激化懸念が再燃しました。米通商代表部(USTR)による対中国関税への意見募集期限が9月5日に迫っており注目されます。

不安定な外交とは違い、米国内の経済は安定した動きを見せています。米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが発表した8月の消費者景気信頼感指数は133.4と、前月の127.9から上昇し、市場予想も大きく上回る結果となりました。米商務省が発表した2018年4〜6月期の実質GDP改定値は季節調整済み年率換算で前期比4.2%増と、速報値の4.1%から小幅に上方修正されました。改定値においても4年ぶりの高い伸びを維持し、大型減税などの効果でとりわけ個人消費と設備投資が好調であることが改めて確認されました。

トルコショックを機にアルゼンチンの通貨(アルゼンチンペソ)も下落が止まらない状態が続いています。マクリ大統領は29日に国際通貨基金(IMF)への追加支援申請を発表しましたが、かえって資金繰りの行き詰まりが近いとの憶測を呼び、債務不履行(デフォルト)のリスクが意識されたことで、ペソ売りが止まらず過去最安値を大幅に更新しました。アルゼンチンの中央銀行は30日、緊急会合を開き、主要政策金利を15%引き上げ、年60%に設定しましたが、利上げ発表後もペソ安が進行し他の新興国通貨への売りにも波及しました。

世界の株式市場は米国株高と新興国株安の二極化が顕著になってきています。底流には米利上げによるマネーの流れの変化があるといわれています。この二極化を意識して移動平均線大循環分析のステージを確認していきましょう。

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週間の概況

◆注目イベント
9月5日(水)10:30(豪国)4-6月期四半期GDP
9月5日(水)10:45(中国)8月Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)
9月5日(水)16:55(独国)8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
9月5日(水)17:00(ユーロ圏)8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
9月5日(水)17:30(英国)8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
9月5日(水)18:00(ユーロ圏)7月小売売上高
9月5日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
9月5日(水)21:30(米国)7月貿易収支
9月5日(水)23:00(加国)カナダ銀行 政策金利
9月6日(木)15:00(独国)7月製造業新規受注
9月6日(木)20:30(米国)8月チャレンジャー人員削減数
9月6日(木)21:15(米国)8月ADP雇用統計
9月6日(木)21:30(米国)4-6月期四半期非農業部門労働生産性・改定値
9月6日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
9月6日(木)22:45(米国)8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
9月6日(木)22:45(米国)8月総合購買担当者景気指数(PMI)
9月6日(木)23:00(米国)8月ISM非製造業景況指数
9月7日(金)14:00(日本)7月景気先行指数(CI)、7月景気一致指数(CI)・速報値
9月7日(金)15:00(独国)7月鉱工業生産
9月7日(金)18:00(ユーロ圏)4-6月期四半期GDP
9月7日(金)21:30(米国)8月非農業部門雇用者数
9月7日(金)21:30(米国)8月失業率
9月7日(金)21:30(米国)8月平均時給
9月7日(金)21:30(加国)8月新規雇用者数
9月7日(金)21:30(加国)8月失業率
9月10日(月)08:50(日本)4-6月期四半期実質GDP、改定値
9月10日(月)08:50(日本)7月国際収支・経常収支、貿易収支
9月10日(月)10:30(中国)8月生産者物価指数、8月消費者物価指数
9月10日(月)17:30(英国)7月鉱工業生産指数、7月製造業生産指数
9月10日(月)17:30(英国)7月月次GDP
9月11日(火)17:30(英国)8月失業保険申請件数
9月11日(火)17:30(英国)8月失業率、7月失業率(ILO方式)
9月11日(火)18:00(独国)9月ZEW景況感調査
9月11日(火)18:00(ユーロ圏)9月ZEW景況感調査
9月11日(火)23:00(米国)7月卸売売上高

※今週は米国の雇用統計が大注目となります。日本のGDPや各国のGDPの結果にも注目しましょう。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値23,135円 安値22,027円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。帯に傾きが出て間隔が広がっており、トレンドに勢いがあるのが分かります。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、更に帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けてきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値26,835ドル 安値24,994ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

今週からは利益確定について考えていきましょう。

エントリー(仕掛け)のルールはひとつですが、エグジット(仕切り、または手仕舞い)のルールは2つ必要になります。

1.「利益を確定する時のルール」と、2.「損切りする時のルール」があるからです。

2つのルールのうち難しいのは、利益確定のためのエグジットルールです。「10万円でも30万円でも利益は利益、同じでしょう」と安易に考えているトレーダーがいます。利益10万円も、30万円も、どちらも「利益」という言葉でひとくくりにはできますが、実際には“金額差“があります。

トレーダーは、取れる利益を、取れるときに確保しておかねばなりません。ですから、利益を確保できるチャンスを迎えたら、そのときは全力で最大限の利益を手に入れるべきなのです。

ただ、昔から欲のかき過ぎはいけないとの戒めがあります。これは、まったくその通りで、最大限の利益を狙おうとすると、予期せぬ反転に巻き込まれるなど、思わぬ目に遭うことも実際にあります。

現実的に狙うべきは、“頭”と“尻尾”を除いた“残りの部分”です。ここがしっかりと取れているかどうかがポイントになります。

ただ、「言うは易し」なのも事実で、準備していないとなかなか難しいものなのです。

では、次週から詳しく見ていきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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