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2024-04-25 23:00:38

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日経225も第1ステージへ!トランプ発言を横目に上昇期が続くのか?

2018/7/24

皆さん、こんにちは。
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、議会上下院の銀行委員会で証言をしました。注目された貿易摩擦激化の影響については「長期の高関税は経済には悪影響」と明言したものの、米経済は力強いペースで成長しており「緩やかな利上げ継続が最善だ」と強調しました。また、FRBが公表した12地区の連銀景況報告(ベージュブック)では、米中間などの貿易摩擦の影響が一部で顕在化していることが明らかになったものの、米景気は大半の地区で「控えめから緩やか」に拡大しているとの見解を示し、パウエル議長の発言通りの報告となりました。そしてまた、それらを裏付けるような経済指標や企業決算の発表内容となっており、米商務省が発表した6月の小売売上高は前月比0.5%増、変動の激しい自動車・同部品ディーラーを除くと0.4%増となりました。新規失業保険申請件数も20.7万件と予想を上回る好結果となりました。6月の景気先行指数も予想を上回る好結果となりました。米企業の4〜6月期の決算が佳境を迎えるなか、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が好決算となり、金融大手モルガン・スタンレーもトレーディング収入が伸び、純利益が前年同月比37.7%増と好決算となりました。鉄道大手CSXと航空大手ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスの4〜6月期決算も好決算、マイクロソフトの決算もクラウド事業がけん引して好決算となりました。複合企業のハネウェル・インターナショナルは主力の航空宇宙部門が堅調で予想を上方修正して好決算となりました。一方では、クレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)と保険大手トラベラーズの業績が予想を下回る決算となりましたが、影響は限定的だったようです。今後はアルファベットやフェイスブックなど主力IT企業の決算が予定されており期待が高まっているようです。その理由は、調査会社トムソン・ロイターが発表した米主要企業の4〜6月期の純利益は、前年同期比で22%増が見込まれているからです。

米企業の業績は好調で米国経済も順風満帆といいたいところですが、トランプ米大統領の発言によりマーケットに再び激震が走りました。トランプ氏はテレビインタビューで、足元のドル高基調に対し不満を示すと共に、FRBの利上げ方針に「必ずしも同意しない」などと発言しました。また、中国から輸入する5,000億ドル相当の製品に制裁関税を課す可能性を示唆し、米中貿易摩擦が一段と激化するとの懸念が広がりました。翌20日には、ツイッターで「米国は利上げをしてドルが日々強くなり、大きな競争力を失っている」と投稿し、FRBによる利上げ継続姿勢を批判し、ドル高けん制も行いました。これらの発言によりドル売りが加速し、株式市場も売り優勢となりました。トランプ政権が検討する自動車・同部品輸入制限をめぐり商務省が公聴会を開催するなどといった材料も相場の重石となったようです。

歴代の大統領は金融市場に直接干渉しているとみられないよう、ドル相場に直接言及することはありませんでしたが、トランプ氏は幾度となくドル相場にも言及しています。今後もトランプ発言でマーケットが乱高下する可能性がありますので、チャートのステージを確りと見ながら対応していきましょう。

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週間の概況

◆注目イベント
7月25日(水)07:45(豪国)6月貿易収支
7月25日(水)10:30(豪国)4-6月期四半期消費者物価
7月25日(水)17:00(独国)7月IFO企業景況感指数
7月25日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
7月25日(水)23:00(米国)6月新築住宅販売件数
7月26日(木)15:00(独国)8月GFK消費者信頼感調査
7月26日(木)20:45(ユーロ圏)欧州中央銀行(ECB)政策金利発表
7月26日(木)21:30(ユーロ圏)ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
7月26日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
7月26日(木)21:30(米国)6月耐久財受注
7月27日(金)14:30(仏国)4-6月期GDP
7月27日(金)21:30(米国)4-6月期GDP
7月27日(金)23:00(米国)7月ミシガン大学消費者態度指数
7月30日(月)18:00(ユーロ圏)7月経済信頼感
7月30日(月)21:00(独国)7月消費者物価指数
7月30日(月)23:00(米国)6月住宅販売保留指数
7月31日(火)未定(日本)日銀金融政策決定会合、政策金利発表
7月31日(火)08:30(日本)6月失業率、6月有効求人倍率
7月31日(火)08:50(日本)6月鉱工業生産
7月31日(火)10:00(中国)7月製造業購買担当者景気指数
7月31日(火)15:00(日本)黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
7月31日(火)16:55(独国)7月失業者数、7月失業率
7月31日(火)18:00(ユーロ圏)7月消費者物価指数
7月31日(火)18:00(ユーロ圏)4-6月期四半期GDP
7月31日(火)18:00(ユーロ圏)6月失業率
7月31日(火)21:30(加国)5月月次GDP
7月31日(火)21:30(米国)4-6月期四半期雇用コスト指数
7月31日(火)21:30(米国)6月個人消費支出、6月個人所得
7月31日(火)22:00(米国)5月ケース・シラー米住宅価格指数
7月31日(火)22:45(米国)7月シカゴ購買部協会景気指数
7月31日(火)23:00(米国)7月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)

※今週は日欧の金融政策が大注目となります。米国やユーロ圏、各国のGDPにも注目しましょう。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。第1ステージになりましたが短期移動平均線が下向きになっています。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値23,112円 安値21,677円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。帯に傾きが出て間隔が広がり始めています。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、更に帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けてきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値25,445ドル 安値24,029ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

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では、先週学んだ「エントリールール1」の検証を「日経225」のチャートで行ってみましょう。

日経225 日足

ローソク足の上に推移している線が20日ハイの線です。つまり、その線を超えた瞬間が過去20日の高値を更新し、新高値を付けた地点となります。逆に、下に位置しているのは20日ローの線です。その線を割った瞬間が過去20日の安値を更新し、新安値をつけた地点となります。

ルール上では、上の線を超えたら、その瞬間に買いでエントリーし、下の線を超えたら、その瞬間に売りでエントリーします。上記のチャートでいうと、Aの囲み部分が買いで大きな収益を上げた期間です。Bの囲み部分は売りで大きな収益を上げた期間です。

囲み以外の部分でも上下の線を超えているポイントがあります。ロスカットルールで既に勉強した通り、エントリーと同時に2ATRに相当する価格でロスカット注文を出しますから、相場がそのロスカットポイントにかかったとしても損失は投資用資金の2%に限定されます。仮に、連続してエントリーが失敗しても大した損失にはなりません。しかし、エントリーが成功した時は大きな利益に繋がるのです。

実にシンプルなルールではありますが、チャートで検証すると「エッジがあるところ」を狙うことが、いかに大事かがわかります。

来週も引き続きエントリールールを学んでいきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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