SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2018-08-16 12:53:18

マーケット > レポート >  小次郎講師の週間チャート分析レポート >  米国がイランとの核合意を離脱、NYダウが第6ステージへ!

米国がイランとの核合意を離脱、NYダウが第6ステージへ!

2018/5/15

皆さん、こんにちは。
12日までに発表するとされていたイランと欧米主要6カ国が結んだ核合意に関する決定を8日に前倒しするとトランプ大統領がツイッターで発表しました。そして、トランプ氏は8日ホワイトハウスで演説し、2015年に結んだイランとの核合意から離脱すると発表し、合意で解除されていた制裁を再発動して「最高レベル」の経済制裁をイランに科すと述べました。この発表を受け、中東での軍事的緊張が高まるとの警戒感が広がり、株式市場は売りが優勢となりましたが、イランのロウハニ大統領は直後にテレビ演説を行い、当面は米国を除く5カ国との核合意にとどまる意向を表明したことで、過度の警戒感は後退しました。ただし、米政府はイランに対し、180日間の猶予期間を経て原油取引関連の制裁を再発動する方針を示したことで、原油供給が停滞するとの懸念や米エネルギー情報局の(EIA)の週間在庫統計で、原油在庫が市場予想を大きく上回る取り崩しになったことなどから、原油価格が3年5カ月ぶりに高値を更新しました。この原油価格の急伸で、エクソンモービルなどのエネルギー関連株が上昇する結果となり相場をけん引しました。

中東情勢の地政学的リスクが高まるなか、イスラエルとイランの関係も悪化してきました。イスラエル当局は10日未明にシリア側からロケット弾やミサイルなどが撃ち込まれたと発表し、その攻撃がシリアに展開するイラン部隊によるものだと非難、その報復としてシリアにあるイラン精鋭部隊「革命防衛隊」の軍事拠点を空爆したことを明らかにしました。イスラエルとイランが本格的な軍事衝突に発展するのではないかとの懸念が強まっています。

一方で、米国の経済指標は米国の利上げペース加速懸念が後退する内容が続きました。4月の米卸売物価指数(PPI)や4月の米消費者物価指数(CPI)が共に市場予想を下回ったことで、緩やかな利上げペースが継続するとの安心感がマーケットに広がりNYダウの続伸に繋がりました。週末にはトランプ大統領が医薬品価格の抑制方針表明の演説を行い、製薬業界の「中間業者」が大きな富を得ているとして排除する方針などを示しましたが、具体的な政策内容に言及しなかったことから、業界への影響はそれほど深刻ではないとの見方が浮上しヘルスケア株が買われました。

相場の重石となってきている地政学的リスクや政治リスクと米国の経済成長が混在する動きのなかで、マーケットは不安定な状況ながらも上値を狙うような動きを見せています。今後もイランやシリア、その背後にいるといわれるロシアとの関係、米朝会談を控えての中国との関係など、タイトロープを渡るような政局が続きそうですので、突発的な動きには注意を払いながらも、移動平均線大循環分析でのステージを確認しましょう。

日経225やDAX®、FTSE100は第1ステージを確りと維持、NYダウも第4ステージから第6ステージへと移行しており、第1ステージに接近してきていますので、材料に振り回されることなくチャートを確りと見ていきましょう。

週間の概況

◆注目イベント

5月16日(水)08:50(日本)1-3月期GDP・1次速報
5月16日(水)08:50(日本)1-3月期GDPデフレーター・1次速報
5月16日(水)13:30(日本)3月鉱工業生産・確報
5月16日(水)18:00(ユーロ圏)4月消費者物価指数(HICP)・確報
5月16日(水)21:30(米国)4月住宅着工件数
5月16日(水)21:30(米国)4月建設許可件数
5月16日(水)22:15(米国)4月鉱工業生産
5月16日(水)22:15(米国)4月設備稼働率
5月17日(木)08:50(日本)3月機械受注
5月17日(木)10:30(豪国)4月就業者数、4月失業率
5月17日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
5月17日(木)21:30(米国)5月フィラデルフィア連銀製造業指数
5月18日(金)08:30(日本)4月全国消費者物価指数
5月18日(金)15:00(独国)4月生産者物価指数
5月18日(金)18:00(ユーロ圏)3月貿易収支
5月21日(月)フランクフルト、スイス、オスロ・トロント休場
5月21日(月)08:50(日本)4月貿易収支
5月22日(火)香港休場
5月22日(火)17:30(英国)4月財政収支
5月22日(火)5月リッチモンド連銀製造業指数

※今週は日本のGDP速報値に注目しましょう。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。帯に傾きが出て間隔が広がっています。

◆今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに更に勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がっていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値24,238円 安値20,369円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
第6ステージ
第6ステージは上昇相場の入り口です。短期移動平均線が帯を上抜けています。

◆今後を読み取る鍵
中期移動平均線と長期移動平均線の関係に注目しましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値25,895ドル 安値23,570ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週まで2週にわたり、「認知の歪み」として「損を出したくない病」と、「使った費用をあきらめられない病」を見てきました。

上記の記事をご覧いただいていない方は、先週、先々週号をご確認ください。その上で今週は「トレード脳」の訓練を行ってみようと思います。

皆さん、ご自身のことだと思って考えてみてください。

【状況】
今、A社株を1万株所有しています。A社の業績見通しはまだ暗く、どこまで下落が続くかわかりません。倒産すら無きにしもあらず、といった状況です。一方、B社株は絶好調です。今後も高値の更新が見込まれています。

【問い】
あなたはどのような対応を取りますか。

順当なら、A社株を売って上昇余地が見込めるB社株を買うところです。

ところが、A社株を買った時点はあとから振り返ってみれば天井で、それからは暴落の一途だったとします。少しでも値段が戻ったら売ろうと思っていたのに戻る気配はなく、すでに1,000万円もの評価損がでているとしたらどうでしょうか。

客観的に判断すれば、損害がさらに広がる前にA社株はあきらめるべきです。ところが、不思議なもので、「今さら50万円や100万円の損が膨らんだところでどうにもならない。A社のV字回復に人生を賭ける。A社と心中だ!」とまで言い切るトレーダーが出てくるのです。

根拠のないV字回復を夢見てA社株を手放すことができません。このトレーダーから正しい判断を奪ったのが、まさに「損を出したくない病」、「使った費用をあきらめられない病」なのです。

買ったところから下がり始めたところで、直ぐに損を出していれば違った株を買えていたかもしれません。1,000万円もの評価損が出ているところでは、使った費用をあきらめきれないが故に、トレーダーとして正しい判断が出来ていないのがよくわかります。

皆さんの考え方はどうですか?

トレーダーとして正しい判断をしていきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • SBBO-X
  • ロボアドバイザー「WealthNavi for SBI証券」 CM全国放送記念キャンペーン!
  • FIGS

PR


ページトップへ

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.