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2024-03-28 20:16:03

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トランプ大統領就任1年経過で世界同時株高!

2018/01/23

皆さん、こんにちは。
トランプ大統領が就任して1年が過ぎました。過激な発言が続き、戦後歴代米大統領の中で最低の支持率となっていますが、経済は絶好調となっており世界経済の同時成長で米国の株価は史上最高値の更新を続けています。米国の経済指標は強弱まちまちでしたが、マーケットは強い材料だけに反応しているような動きでした。ニューヨーク連銀準備銀行が発表した1月のニューヨーク州製造業景況指数は17.7と昨年12月の19.6から低下し予想も下回りました。米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した昨年12月の鉱工業生産指数は季節調整済みで前月比0.9%上昇し、統計開始以来最高の107.5を記録しました。12月の設備稼働率は77.9%と予想を上回り2年10カ月ぶりの高水準となりました。米12月住宅着工件数は119.2万件と予想を下回りました。新規失業保険申請件数は22.0万件と予想を下回る好結果となりました。また、FRBは12地区の連銀景況報告(ベージュブック)を公表しました。昨年11月から年末にかけて経済成長が継続し、ほとんどの地域で物価は緩慢から緩やかに上昇しており、労働市場は引き締め傾向で賃金上昇は緩やか、いくつかの地域の企業は、しっかりとした賃金上昇がみられるといった内容でした。昨年末に実現した大型減税の恩恵などにより、景気の先行きに対して楽観論が広がっていることも示されました。
米主要企業の2017年10〜12月期決算が始まっています。米金融大手のシティーグループは純利益が3.6%増と市場予想を上回りました。米医療保険最大手のユナイテッドヘルス・グループの純利益は前年同期比の2倍超の大幅増益となりました。コンピューターサービス大手のIBMは18年の利益見通しが市場予想を下回りました。クレジットカード大手のアメリカン・エキスプレスは26年ぶりの純損失を計上して売り材料となりました。ただ、米株価は売り材料が出て下押ししても直ぐに押し目買いが入るような動きを見せており、法人税減税による米企業業績の拡大期待が根強いようです。その新税制により各企業が動きを見せており、アップルはこれまで海外に蓄えていた利益を米国に送金するため、380億ドル(1ドル111.0円換算で4兆2,180億円)の一時的なレパトリ(本国還流)税を支払うと発表しました。他の企業も追随することで米国の投資拡大や株主還元につながるとの期待が高まっており、これも株高の要因の一つになっているようです。また、中国国家統計局が発表した2017年の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年比6.9%の増加で7年ぶりの加速となりました。これを受けて長期金利の指標である米10年債利回りが約10カ月ぶりの高水準を記録しました。世界の二大大国の中国の成長は世界経済の同時成長を後押しする結果となりました。
米連邦予算が失効して政府機関の一部が閉鎖された問題で、米議会上下院は22日午後(日本時間23日午前)、2月8日までのつなぎ予算をそれぞれ可決、トランプ大統領が署名して成立しました。20日から始まった政府機関の一部閉鎖は解除、与野党は移民政策で対立してきましたが、閉鎖が長引いて国民生活に影響が及ぶのを避けるため、いったん予算を通すことで合意しました。仮に1週間程度の閉鎖が続いたとしても米経済には大きな影響はないと市場関係者の間では見られていたようですが、株式市場の冷や水になるかもしれません。対局は巨鯨が小魚を飲み込むがごとく、株式市場は弱気材料を織り込みながら史上最高値の更新を続けています。素直な目線で市場を見ていきましょう。

週間の概況

◆注目イベント

1月24日(水)08:50(日本)12月貿易収支
1月24日(水)17:00(仏国)1月製造業PMI・速報、1月サービス業PMI・速報
1月24日(水)17:30(独国)1月製造業PMI・速報、1月サービス業PMI・速報
1月24日(水)18:00(ユーロ圏)1月製造業PMI・速報、1月サービス業PMI・速報
1月24日(水)18:30(英国)12月失業者数、12月失業率
1月24日(水)18:30(英国)11月ILO失業率(3カ月)
1月24日(水)23:00(米国)11月住宅価格指数
1月24日(水)24:00(米国)12月中古住宅販売件数
1月25日(木)18:00(独国)1月Ifo景況感指数
1月25日(木)21:45(ユーロ圏)欧州中銀金融政策発表
1月25日(木)22:00(米国)新規失業保険申請件数
1月25日(木)24:00(米国)12月新築住宅販売件数
1月26日(金)08:30(日本)12月全国消費者物価指数
1月26日(金)08:50(日本)日銀・金融政策決定会合議事要旨(12月20-21日開催分)
1月26日(金)18:30(英国)10-12月期GDP・速報
1月26日(金)22:30(米国)12月耐久財受注
1月26日(金)22:30(米国)10-12月期GDP・速報
1月26日(金)22:30(米国)10-12月期個人消費・速報
1月26日(金)22:30(米国)10-12月期GDPデフレーター・速報
1月26日(金)22:30(米国)10-12月期コアPCEデフレーター・速報
1月29日(月)22:30(米国)12月個人所得、12月個人消費支出
1月29日(月)22:30(米国)12月コアPCEデフレーター
1月30日(火)08:30(日本)12月失業率、12月有効求人倍率
1月30日(火)15:30(仏国)10-12月期GDP・速報値
1月30日(火)19:00(ユーロ圏)10-12月期GDP・速報値
1月30日(火)22:00(独国)1月消費者物価指数・速報値
1月30日(火)23:00(米国)11月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
1月30日(火)24:00(米国)1月消費者信頼感指数

※今週は25日の欧州中銀の金融政策の発表米国のGDP仏国、英国やユーロ圏のGDPにも注目しましょう。日銀の金融政策決定会合議事要旨の内容にも注目です。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
第1ステージは安定上昇期です。帯が傾きを持ち間隔が広がっておりトレンドに勢いがあるのが分かります。

◆今後を読み取る鍵
第1ステージは安定上昇期です。帯と短期移動平均線の関係を見ていきましょう。
・上昇トレンドに更に勢いが出る場合は、帯が傾きを持ち間隔が広がっていきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値24,167円 安値21,839円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
第1ステージは安定上昇期です。帯が傾きを持ち間隔が広がっておりトレンドに勢いがあるのが分かります。

◆今後を読み取る鍵
第1ステージは安定上昇期です。帯と短期移動平均線の関係を見ていきましょう。
・上昇トレンドに更に勢いが出る場合は、帯が傾きを持ち間隔が広がっていきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値26,416ドル 安値23,330ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

今週からは「エッジ」を探すことに焦点を当てて見ていきましょう。もう覚えていただいているとは思いますが、「エッジ」とは一般的に「優位性」と訳されますが、トレードにおける価格変動の渦中においては、明らかに買いが有利、もしくは明らかに売りが有利という場面に対して「エッジがある」という言い方をします。

通常、価格が上がるか下がるかは五分五分(フィフティフィフティ)です。ところが、買い方または売り方のどちらか一方が有利になる局面が訪れます。その代表例が、トレンドが発生している局面です。上昇トレンド中なら明らかに買いが有利です。この時に仕掛けるなら、もちろん「買い」です。売りで参入するべきではありません。トレードエッジをプラスにするには、買いか売りか、どちらか一方にエッジが出ている局面を探して、そこでトレードするべきです。

例えば、オシレーター系(相対力指数やストキャスティクスなど)のテクニカル指標でトレードしているとしましょう。オシレーターとは、簡単にいうと、「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」など、相場の過熱感を示すものさしです。

さて、オシレーター系のテクニカル指標を見たところ、「売られ過ぎだから買おう」と思ったとします。このとき、「買おう」と思っているわけですから、上昇トレンド中など、明らかに買いが有利なとき、つまり、エッジがある時に限定するべきです。事実、上昇トレンド中の売られ過ぎなら「押し目買い」が機能しやすいでしょう。

ところが、「エッジがあるかどうか」を無視して、仮に下降トレンドのときに、「売られ過ぎだから買おう」と思って買ったとしたら、どうでしょうか?買ったところが運よく底になっていない限り、下落の波に飲まれるのがオチです。

トレンドフォローでも同じです。明らかに買いにエッジがある時に買う、もしくは、明らかに売りにエッジがある時に売るようにしないと、良い結果にはつながりません。

ここで大事なことは、「どんな優れた手法でも、エッジのある場面で使わない限り、思うような結果が得られる確率が低くなる」ということです。「逆行しても直ぐに損切りするならば、エッジがあろうとなかろうと、エントリーの場所は関係ない」という意見もあるかもしれませんが、それができるのは上級トレーダーです。ノービストレーダーには、エントリーする前に、「今、買いが有利なのか、それとも、売りが有利なのか」を見極めることが求められます。

では、来週はその「エッジ」を見つけるときの留意点を見ていきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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