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2024-04-20 06:44:52

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日経225もNYダウもステージ1を維持!

2017/12/12

皆さん、こんにちは。
トランプ米大統領は開けてはいけないパンドラの箱を開けてしまったのでしょうか。トランプ大統領はイスラエル、パレスチナ、アラブ諸国の首脳と電話会談を行い、エルサレムをイスラエルの首都と認定し、米大使館をテルアビブから移転する意向を伝達しました。これに対してアラブ諸国は一斉に反発しており、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸、ガザ地区の各地で大規模な抗議デモが行われており、一部で治安当局と衝突があり死傷者が出る事態となっています。この騒動は更に情勢悪化の兆しを見せており、地政学的リスクの高まりを警戒する声も出てきているようです。
連邦政府の暫定予算が8日に期限を迎える問題をめぐり、議会で延長協議がまとまらず、9日に政府機関が一部閉鎖される可能性があるとトランプ大統領が警告しましたが、上下両院が2週間の延長法案を可決したことで、政府機関が閉鎖される事態は一先ず回避されました。先日可決した米上院での法人税減税を柱とする税制改革法案の年内実現に向けての期待感が強まっています。イスラエル問題で国際社会からは米国は孤立する格好となっていますが、国内では課題を一つ一つクリアしているように思われます。
米商務は10月の米製造業受注を発表しました。前月比0.1%減少となりましたが、市場予想を上回りました。10月の貿易収支は-487億ドルと前回を下回り市場予想も下回りました。11月のISM非製造業景況指数は57.4と前回の60.1から低下し市場予想も下回りました。オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)調査の11月の非農業部門就業者数は前月比19万人増と市場予想を上回りました。米労働省は新規失業保険申請件数を発表しましたが、前週比2,000件減の23万6,000件と市場予想を下回る結果となりました。11月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が22万8,000人増と市場予想を上回る好結果となりました。失業率は4.1%と予想通りの結果となり、米経済の堅調さを示す内容となりました。物価上昇の先行指標として注目される平均賃金の伸びは前月比0.2%となり、市場予想を下回りましたが、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが加速しないのではとの安心感が広がったようです。雇用統計の好結果を受けて12日、13日の両日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ決定は、ほぼ確実な状況となってきたようです。市場関係者の間では同時に公表されるFOMC参加者による2018年の利上げ見通しに注目が移ってきているそうです。
移動平均線大循環分析においては、微妙な下げもありましたが、日経225はステージ1の安定上昇が続いています。NYダウもステージ2の上昇相場の終焉となりましたが、再びステージ1の安定上昇期へと移行してきています。値頃感を排除してステージの流れに沿った対応をしていきましょう。

週間の概況

◆注目イベント

12月13日(水)08:50(日本)10月機械受注
12月13日(水)18:30(英国)11月失業者数、11月失業率
12月13日(水)18:30(英国)10月ILO失業率(3カ月)
12月13日(水)22:30(米国)11月消費者物価指数
12月14日(木)02:00(米国)FOMC政策金利発表
12月14日(木)11:00(中国)11月鉱工業生産、11月小売売上高
12月14日(木)13:30(日本)10月鉱工業生産・確報
12月14日(木)17:30(独国)12月製造業PMI・速報、12月サービス業PMI・速報
12月14日(木)18:00(ユーロ圏)12月製造業PMI・速報
12月14日(木)18:00(ユーロ圏)12月サービス業PMI・速報
12月14日(木)21:00(英国)BOE政策金利発表、BOE議事録
12月14日(木)21:45(ユーロ圏)欧州中銀金融政策発表
12月14日(木)22:30(米国)新規失業保険申請件数
12月14日(木)22:30(米国)11月小売売上高
12月14日(木)22:30(米国)11月輸入物価指数
12月15日(金)08:50(日本)日銀短観大企業製造業業況判断DI
12月15日(金)08:50(日本)日銀短観大企業非製造業業況判断DI
12月15日(金)08:50(日本)日銀短観大企業設備投資
12月15日(金)22:30(米国)12月NY連銀製造業景況指数
12月15日(金)23:15(米国)11月鉱工業生産
12月15日(金)23:15(米国)11月設備稼働率
12月18日(月)08:50(日本)11月貿易収支
12月18日(月)19:00(ユーロ圏)11月消費者物価指数(HICP)・確報値
12月18日(月)24:00(米国)12月NAHB住宅市場指数
12月19日(火)09:30(豪国)RBA議事録
12月19日(火)22:30(米国)11月住宅着工件数
12月19日(火)22:30(米国)11月建設許可件数
12月19日(火)22:30(米国)7-9月期経常収支

※今週は米国のFOMC、ユーロ圏の欧州中銀金融政策、英国のBOE政策金利発表が大注目となります。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージは安定上昇期です。帯が傾きを持ち間隔が広がっておりトレンドに勢いがあるのが分かります。短期移動平均線が上向きになってきています。

◆今後を読み取る鍵
ステージ1は安定上昇期です。帯と短期移動平均線の関係を見ていきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯が傾きを持ち間隔が広がっていきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値23,466円 安値20,330円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージ1は安定上昇期です。帯が傾きを持ち間隔が広がっておりトレンドに勢いがあるのが分かります。

◆今後を読み取る鍵
ステージ1は安定上昇期です。帯と短期移動平均線の関係を見ていきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯が傾きを持ち間隔が広がっていきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値25,090ドル 安値22,193ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週は、ロスカットラインを設定する時の基本的な考え方を見ました。

◎一時的に下がってもトレンドが継続しているならロスカットせずに我慢する
◎トレンドが終了したならいち早く決済する


まずは先週見たロスカットラインの設定に過ちがあった可能性が高いパターンです。

<間違いだらけのロスカットライン設定>

価格はウェイブ(波打ち)しながら上昇し、ウェイブしながら下降します。つまり、価格の上昇過程にも一時的な下げがあるのです。その一時的な下げでロスカットしてしまったら、どのような相場でも勝てるはずがありません。

このように説明すると「そもそも相場の読みは外れていないのだから、押し目を買えばロスカットを防げるのではないか」と聞かれることがあります。

しかし、「押し目待ちに押し目なし」という相場格言があるように、チャートを見つめながら押し目を待っていると、その間に価格がどんどん上がってしまうことがあります。ここがチャンスと思ったら、押し目を待たずに買うのが鉄則なのです。

勿論、買った直後に押し目をつける可能性はあります。このため一時的な下げでヒットしない値位置にロスカットラインを設定する必要があります。ただし、トレンドの反転を確認したら、いち早くロスカットしなければ損が膨らんでしまうので、その点は注意が必要です。それが下記のチャートになります。

<トレンドが転換したならいち早くロスカットするのが鉄則!>

では来週は、もう一度「ロスカットラインを設定する時の基本的な考え方」を考察していきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

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  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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