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2024-04-17 02:47:45

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日経225はステージ1を維持。NYダウが再びステージ1へ!

2017/11/28

皆さん、こんにちは。
世界の主要株式市場が調整局面を終えたかのような動きを見せてきています。米連邦準備制度理事会(FRB)は10月31日、11月1日開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を発表しました。12月の追加利上げは視野に入っていることが明らかになりましたが、物価の伸び悩みに関しては一時的かどうか慎重に見極める必要があるとの認識を示しました。これに伴い利上げペースに関しては引き続き緩やかにとどまるとの観測が台頭し株式市場にとっては明るい材料となりました。米経済発表はマチマチでしたが概ね不安材料となるような結果ではありませんでした。米民間有力調査会社コンファレンス・ボードは10月の景気先行指標総合指数を発表し、前月比1.2%の上昇となり市場予想を上回りました。米不動産業者協会(NAR)は10月の中古住宅販売件数は季節調整済み年率換算を発表し、前月比2.0%増の548万戸となり市場予想を上回りました。10月の米耐久財受注は季節調整済み(半導体を除く)は前月比1.2%減と市場予想を下回りました。
米国市場は23日(木)がサンクスギビングデー(感謝祭)で祝日でしたが、感謝祭明けの金曜日を「ブラックフライデー(黒字の金曜日)」といい、米国は年末・クリスマス商戦が本格的にスタートします。インターネット通販による消費支出が前年同期より18.4%増加したとの調査結果が発表されており、今年の年末商戦に対する期待感は高いようです。27日の月曜日はネット販売の売上高が大幅に伸びる「サイバーマンデー」を迎えることもありハイテク株中心のナスダック総合株価指数は連日史上最高値更新となりました。
景気回復に楽観的な見方が台頭している欧州ドイツで、メルケル首相による第4次政権樹立に向けた3党連立政権が決裂しました。ユーロ圏の中心国であるドイツの政局不安からユーロが反落となりましたが、一時的な動きとなりました。ドイツ野党の社会民主党(SPD)を率いるシュルツ党首は、メルケル首相との大連立を成立させる可能性を示唆し30日に会談を開くそうなので会談内容に注目しましょう。大連立が決裂し選挙となれば今後の不安材料となる可能性があり懸念は残ります。トランプ米大統領が北朝鮮をテロ支援国家として9年ぶりに再指定しました。これに伴い再び朝鮮半島情勢の緊張が高まりました。ただ、習近平中国国家主席の特使が北朝鮮の外交トップの李労働党副委員長と面会したと朝鮮中央通信が伝えており、今後の続報に注目が集まっております。
移動平均線大循環分析において、NYダウがステージ2の上昇相場終焉から再度ステージ1の上昇期となり、DAX®もステージ2へと移行し調整色が強まっていましたが、長期移動平均線は割らずに維持しており上昇帯が支持線として機能しています。日経225は短期移動平均線が下向きになっていましたが、再び上向きとなっておりステージ1を維持しております。ステージ1は安定上昇期ですので、売りを狙う局面ではありません。ここからは短期移動平均線と帯との関係に注目しながら米国の年末商戦の動向を確認していきましょう。

週間の概況

◆注目イベント

11月29日(水)19:00(ユーロ圏)11月消費者信頼感・確報
11月29日(水)22:00(独国)11月消費者物価指数・速報
11月29日(水)22:30(米国)7-9月期GDP・改定
11月29日(水)22:30(米国)7-9月期個人消費・改定
11月29日(水)22:30(米国)7-9月期GDPデフレーター・改定
11月29日(水)22:30(米国)7-9月期コアPCEデフレーター・改定
11月29日(水)24:00(米国)10月中古住宅販売保留件数指数
11月30日(木)04:00(米国)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
11月30日(木)08:50(日本)10月鉱工業生産・速報
11月30日(木)09:01(日本)11月GfK消費者信頼感
11月30日(木)10:00(中国)11月製造業PMI
11月30日(木)10:00(中国)11月非製造業PMI
11月30日(木)16:45(仏国)11月消費者物価指数
11月30日(木)17:55(独国)11月失業者数、11月失業率
11月30日(木)19:00(ユーロ圏)10月失業率
11月30日(木)19:00(ユーロ圏)11月消費者物価指数(HICP)・速報
11月30日(木)22:30(米国)新規失業保険申請件数
11月30日(木)22:30(米国)10月個人所得
11月30日(木)22:30(米国)10月個人消費支出
11月30日(木)22:30(米国)10月コアPCEデフレーター
11月30日(木)23:45(米国)11月シカゴ購買部協会景気指数
12月1日(金)08:30(日本)10月全国消費者物価指数
12月1日(金)08:30(日本)10月失業率、10月有効求人倍率
12月1日(金)10:45(中国)11月財新/製造業PMI
12月1日(金)18:30(英国)11月製造業PMI
12月1日(金)24:00(米国)11月ISM製造業景況指数
12月1日(金)24:00(米国)10月建設支出
12月4日(月)18:30(米国)10月耐久財受注
12月4日(月)18:30(米国)10月製造業受注
12月5日(火)12:30(豪国)豪連銀(RBA)政策金利発表
12月5日(火)22:30(米国)貿易収支

※今週は米国のGDPの結果に注目しましょう。米国のベージュブックと新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。オーストラリアRBAの政策金利の発表にも注目しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージは安定上昇期です。帯が傾きを持ち間隔が広がっておりトレンドに勢いがあるのが分かります。短期移動平均線が再度上向きになってきています。

◆今後を読み取る鍵
ステージ1は安定上昇期です。帯と短期移動平均線の関係を見ていきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯が傾きを持ち間隔が広がっていきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値23,466円 安値20,330円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージ1は上昇期です。短期移動平均線が帯を上抜けしてきました。

◆今後を読み取る鍵
ステージ1は上昇期です。帯と短期移動平均線の関係を見ていきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯が傾きを持ち間隔が広がっていきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値25,090ドル 安値22,193ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

今週は「破産しない範囲で取る最大限のリスク」について勉強していきましょう。

リスクとリターンは表裏一体であると説明しました。では、リスクとは何か。自動車でいえばスピードです。歩いたり自転車に乗ったりするのに比べて自動車はこの上なく便利です。一度自動車を使うようになると、もう自動車のない生活には戻れません。しかし、制限速度をオーバーして走行すると罰金を取られるし、また、事故を起こす危険性も高まります。

つまり、制限速度こそが、適性リスクなのです。

リスクを過剰に抑えるという間違った考え方は、高速道路を時速30キロで走行したり、一般道を時速10キロで走ったりすることに似ています。それではなかなか目的地に着きません。トレードの世界でも同じです。限度を超えたリスクを取ると、あっという間に破産してしまいます。だからといってリスクを抑え過ぎると、利益は僅かになりますから、目標の達成自体が困難になります。勿論、初心者の方はリスクを過剰に取るよりは、抑え過ぎた方が安全ではあります。しかし、トレードに慣れてきた方にとっては、それではトレードをする意味がありません。

したがって、破産しない制限速度を守り、その中で最大限のリスク(=リターン)を取ることがリスク管理の目的となるのです。そのためには自分の適性リスクを知り、トレードの最中は常に自分のリスク量を把握しておく必要があります。

リスクをスピードに置き換えるなら、今、自分が取っているリスクのパーセンテージはスピードメーターです。トレードをしながら自分のリスク量を知らないのは、スピードメーターを見ずに自動車を運転しているのと同じです。

自分は今、投資用資金の何パーセントのリスクを取っているのか。常にこの問いに答えられる必要があります。それこそがリスク管理のスタートです。

では、確認テストを行いましょう。
現在の建玉は以下の通りとなります。
〇 日経225 2ユニット
〇 NYダウ 2ユニット
〇 米ドル円 1ユニット
〇 NTTドコモ 1ユニット

設問
現在とっているリスクは1日当たり何パーセントでしょう?

答えは簡単ですよね。来週はこの答え合わせと、ロスカットラインの決め方について勉強していきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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