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2024-04-19 11:34:47

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米雇用統計を受けNYダウがステージ1へ!北朝鮮リスクは?

2017/09/05

皆さん、こんにちは。
テキサス州に上陸したハリケーン「ハービー」に伴う大雨で洪水被害が発生し、それに対する警戒感が広がりリスク回避の動きからドルが売られて、ユーロドルが2015年1月以来の高値を付けました。

29日朝6時前に北朝鮮が弾道ミサイルを発射しました。ミサイルは北海道の上空を通過して襟裳岬の東約1,180キロの太平洋上に落下しました。

トランプ米大統領は、北朝鮮に対し、「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と声明を発表しました。軍事的手段も排除しない姿勢を示し北朝鮮に対して警告しました。

米民間コンファレンス・ボードは8月の消費者信頼感指数を発表しました。結果は122.9と前月の120.0から上昇し、米国の個人消費の先行きに対する期待感が高まりました。

米商務省は4〜6期の実質GDP(国内総生産)改定値を発表しました。季節調整済み年率換算で前期比3.0%増となり市場予想を上回りました。オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)は8月の全米雇用報告を発表しました。非農業部門の民間就業者数が前月比23万7,000人増となり市場予想を上回りました。

トランプ米大統領が税制改革をテーマに演説しました。現行35%の法人税率を15%に引き下げるとの主張を繰り返しましたが、市場の反応は限定的だったようです。

米商務省が7月の個人消費支出を発表しました。前月比0.3%増と前月の0.2%から伸びが加速しました。また、7月の個人消費支出(PCE)物価指数が前年同月比1.4%上昇しましたが、米連邦準備制度理事会(FRB)が目標とする2%を大きく下回り、物価上昇の弱さから年内あと1回の利上げ観測が後退しました。

米労働省は8月の雇用統計を発表しました。景気動向を反映する非農業部門の就業者数は季節調整済みで前月比15万6,000人増と、前月の18万9,000人増から伸びが鈍化し、市場予想も下回りました。失業率は4.4%と前月から0.1ポイント悪化しました。平均時給も0.1%増と前月の0.3%増や市場予想を下回りました。

物価指数や雇用統計の結果を受けて、FRBによる追加利上げ観測が後退し、NYダウは続伸となりました。米サプライ管理協会(ISM)が8月米製造業景況指数を発表し、58.8と市場予想を上回ったこともNYダウの上昇につながりました。

北朝鮮は3日水爆実験を行い、北朝鮮の核兵器研究所は「大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水爆実験に完全に成功した」とする声明を発表しました。29日のミサイル発射に続き地政学的リスクが一気に高まりました。

9月9日は北朝鮮の建国記念日になります。マーケットには不穏な空気が流れていますので、慎重に対応していきましょう。

週間の概況

◆注目イベント

9月6日(水)10:30(豪国)4-6月期GDP
9月6日(水)15:00(独国)7月製造業受注
9月6日(水)21:30(米国)7月貿易収支
9月6日(水)23:00(米国)8月ISM非製造業景況指数
9月7日(木)04:00(米国)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
9月7日(木)15:00(独国)7月鉱工業生産
9月7日(木)20:45(ユーロ圏)欧州中銀金融政策発表
9月7日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
9月7日(木)21:30(米国)4-6月期非農業部門労働生産性・確報
9月7日(木)21:30(米国)4-6月期単位労働コスト・確報
9月8日(金)未定 (日本)8月景気ウォッチャー調査・現状判断DI ・先行き判断DI
9月8日(金)08:50(日本)7月国際収支-貿易収支、7月国際収支-経常収支
9月8日(金)08:50(日本)4-6月期GDP・2次速報
9月8日(金)08:50(日本)4-6月期GDPデフレーター・2次速報
9月8日(金)15:00(独国)7月貿易収支
9月8日(金)15:00(独国)7月経常収支
9月8日(金)17:30(英国)7月貿易収支
9月8日(金)21:00(英国) 英国立経済研究所(NIESR)GDP
9月8日(金)23:00(米国)7月卸売売上高
9月8日(金)未定(中国)8月貿易収支
9月9日(土)04:00(米国)7月消費者信用残高
9月9日(土)10:30(中国)8月消費者物価指数
9月9日(土)10:30(中国)8月生産者物価指数
9月12日(火)17:30(英国)8月消費者物価指数


※今週は9月7日の欧州中銀金融政策の発表が大注目となります。米国のベージュブックやオーストラリア、日本のGDPも注目しましょう。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。9月9月は北朝鮮の建国記念日になりますので注意しておきましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ4
ステージ4は安定下降期です。短期移動平均線が上向きになってきています。

◆今後を読み取る鍵
ステージ4は安定下降期です。短期移動平均線と帯の関係を見ていきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・帯に傾きが出て間隔が広がってくれば下降トレンドに勢いが出てきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値19,844円 安値18,202円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージ1は上昇期です。短期移動平均線が上向きとなってきます。

◆今後を読み取る鍵
ステージ1の上昇期です。短期移動平均線と帯の関係を見ていきましょう。
・帯に傾きが出て間隔が広がってくれば上昇トレンドに勢いが出てきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値22,193ドル 安値21,606ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

1回のトレードで賭けてもよい金額は1ユニットでしたね。そして、ユニットは(投資用資金×0.01)÷(ATR×取引単位)となり、それが1日当たりのリスクは1%につながり、破産しないためのポジション調整となり、それが資金管理となります。

では、今週はユニットを徹底的に計算してみましょう。

ある日の各銘柄のATRは次のようになっていたとします。

日経225   188円
FTSE100   70ポイント
DAX®    142ポイント
NYダウ    136ポイント

これに基づいて、投資用資金1,000万円を持つトレーダーの銘柄ごとの1ユニットを計算してみました。
日経225の1ユニットは、1,000万円×0.01÷(188×100)=5.3
5.3枚は取引できませんから四捨五入して5枚とします。同様に残りも計算します。

FTSE100の1ユニットは、1,000万×0.01÷(70×100)=14.3
FTSEの1ユニットは14枚

DAX®の1ユニットは、1,000万円×0.01÷(142×100)=7.0
DAX®の1ユニットは7枚

NYダウの1ユニットは、1,000万円×0.01÷(136×100)=7.4
NYダウの1ユニットは7枚

それぞれの1ユニットがわかりました。では、仮にくりっく株365ではなく日経225ラージではどうなるでしょう。

日経225ラージの1ユニットは、1,000万円÷0.01(188×1,000)=0.53
日経225ラージの1ユニットは0枚

投資用資金が1,000万円では日経225ラージは取引できないことになります。四捨五入して、1枚としたいところですが、仮にポジション追加のチャンスが訪れて2枚とした場合、それは本来の3ユニットを上回ってしまいます。それでは、ユニット計算とのかい離が大きいため、日経225ラージはトレードしないことにします。

来週はなぜ日経225ラージをトレードしないのかを、資金管理とリスク管理の面などから見ていきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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