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2024-03-28 21:37:01

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米企業業績が好調。NYダウがステージ1へ!

2017/05/30

皆さん、こんにちは。
トランプ大統領は就任後初めてサウジアラビアを外遊先として訪問し、対イラン政策の一環として総額1,100億ドルに上る軍用品をサウジに売却することで合意しました。これを受けて米国の防衛関連銘柄に買いが集中しました。

23日にはトランプ米政権が初めての2018年度予算教書を議会に提出しました。国防費の増額や2,000億ドルのインフラ投資などが盛り込まれ、一方で社会保障費は大幅にカットすることにより歳出の削減を図る方針のようですが、実現の可能性については疑問符が付く内容だったようです。

米連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表しました。大半のFOMCメンバーは経済情勢が想定通りであれば早めの利上げが適切であるとしましたが、一部のメンバーからは物価上昇ベースが減速した可能性があるとの懸念が示されました。これにより、6月の利上げが実施されたとしても、その後の利上げのペースがこれまでよりも緩やかになるとの見方が市場関係者の間で広がったようです。

石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国は25日にウィーンで閣僚級会合を開催し、6月末で期限切れとなる減産措置を9カ月延長することで合意しました。減産幅の拡大などを期待する向きもあったようで、合意内容が発表されると原油市場は急落しました。

米商務省が2017年1〜3月期の実質GDP(国内総生産)改定値を発表し、季節調整済み年率換算で前期比1.2%増となりました。また、設備投資や個人消費が上方改定され速報値や市場予想を上回りました。4月の米耐久財受注が5カ月ぶりのマイナスになり、5月のミシガン大学消費者景況感指数も下方修正され、米GDP以外の経済指標はさえない内容でした。

トランプ政権の発足以来、初めてのサミットがイタリア・タオルミナで開かれました。主要7ヵ国(G7)首脳会議では、「保護主義と闘う」という文言を米トランプ大統領が譲歩して首脳宣言に盛り込みましたが、通商政策や地球温暖化政策を巡っては米国と欧州の溝が深まる結果となりました。

ロシアが昨年の米大統領選に関与したとされる「ロシアゲート」疑惑は引き続きくすぶってはいるものの、企業業績は良好でNYダウの上昇につながりました。

6月8日には英国で総選挙が実施される予定となっています。メイ首相率いる与党・保守党がリードしているものの、そのリードが縮小しているとの世論調査結果が公表されています。トランプ政権だけでなく、世界の政局が波乱材料になる可能性がありますので注目して見ていきましょう。

週間の概況

◆注目イベント
5月31日(水)08:01(英国)5月GFK消費者信頼感
5月31日(水)08:50(日本)4月鉱工業生産・速報
5月31日(水)10:00(中国)5月製造業PMI
5月31日(水)10:00(中国)5月非製造業PMI
5月31日(水)21:30(加国)3月GDP、1-3月期GDP
5月31日(水)22:45(米国)5月シカゴ購買部協会景気指数
5月31日(水)23:00(米国)4月中古住宅販売保留件数指数
5月31日(水)27:00(米国)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
6月1日(木)10:45(中国)5月財新/製造業PMI
6月1日(木)14:45(スイス)1-3月期GDP
6月1日(木)20:30(米国)5月チャレンジャー人員削減予定数
6月1日(木)21:15(米国)5月ADP全国雇用者数
6月1日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
6月1日(木)23:00(米国)5月ISM製造業景況指数
6月2日(金)21:30(米国)5月非農業部門雇用者数
6月2日(金)21:30(米国)5月失業率
6月2日(金)21:30(米国)5月平均時給
6月2日(金)21:30(米国)4月貿易収支
6月5日(月)23:00(米国)ISM非製造業景況指数
6月5日(月)23:00(米国)製造業受注
6月6日(火)13:30(豪国)豪中銀(RBA)政策金利発表
6月6日(火)17:00(ユーロ圏)サービス業PMI


※今週は、6月2日の米雇用統計に注目です。5月31日のベージュブックにも注目しましょう。米国のADP全国雇用者数や新規失業保険申請件数の結果を確認しましょう。中国の製造業・非製造業PMIの結果も見ていきましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージ1は上昇期です。帯の間隔が広がり傾きも出ています。

◆今後を読み取る鍵
ステージ1の安定上昇期となってきています。短期移動平均線と帯の関係を見ていきましょう。
・帯の間隔が広がり傾きが出てくれば上昇トレンドは更に勢いが出てきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値20,039円 安値18,202円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージ1は上昇期です。短期移動平均線が上向きで帯が広がり始めています。

◆今後を読み取る鍵
ステージ1の上昇期です。短期移動平均線と帯の関係を見ていきましょう。
・帯の間隔が広がり傾きが出てくれば上昇トレンドに勢いが出てきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値21,193ドル 安値20,392ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週までは、「破産の確率」を勉強してきました。

「破産の確率」からわかることは、
①エッジのある取引でも、1回当たりのリスク値が適正を欠くと破産の確率が拡大する。
②1回当たりのリスク値が高くなるほど、破産の確率は上昇する。
③リスク値の増大と破産の確率の関係では、リスク値が一定の水準を超えると、その段階から破産の確率が急激に上昇する。

トレードルール作りの中で一番大切な項目は、破産しないための資金管理です。株式でもFXでもトレーダーの多くの方が負け組になっているといわれています。数多くの個人トレーダーを指導しながら、過去のトレードで勝てなかった要因を分析してきました。

その結果、勝てない理由が明らかになってきました。負けるトレーダーは負けるべくして負けているのです。その多くの要因が「資金管理の失敗」によるものでした。

日本では、個人トレーダーの多くが資金管理という極めて重要な概念をそれほど意識せずにトレードをしてきたという経緯があります。資金管理の重要性が周知されてきたのは最近の事です。しかし、その資金管理を具体的にどうすればよいかを説明しているものはほとんど見かけません。

「余裕をもってトレードしましょう」という言葉は、聞こえはよいのですが、誤解を生じやすいフレーズです。なぜなら、1億円の投資運用資金を持っているトレーダーが50万円だけトレードに使うとしたら、大変余裕のあるトレードにはなります。しかし、そのトレーダーがその50万円の資金で20万円の利益を上げたとして、トレードに成功したといえるでしょうか。

今週からは正しい「資金管理とは何か」を勉強していきます。

「余裕をもって取引をする」ことと、「最大限の資金効率を目指す」ことは、真逆の概念です。

くりっく株もそうですが、レバレッジを利かした投資商品が幾つもあります。そのレバレッジに恐怖心を抱くあまり、レバレッジを悪いことのように話す人がときどきいますが、それは誤解です。

レバレッジがトレーダーにとって最大の武器であることは間違いありません。ただし、適正なレバレッジを超えると、命取りになるのも事実です。

正しい資金管理とは何かを学んで、「Vトレーダー」を目指していきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
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