SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-19 12:51:15

マーケット > レポート >  小次郎講師の週間チャート分析レポート >  FOMC、米雇用統計、フランス大統領選挙、日経225はステージ1へ!

FOMC、米雇用統計、フランス大統領選挙、日経225はステージ1へ!

2017/05/09

皆さん、こんにちは。
フランス大統領選の決選投票が行われました。中道・独立系のエマニュエル・マクロン前経済相が、極右政党「国民戦線(FN)」のマリーヌ・ルペン候補を大差で破り、当選を確実にしました。

米連邦準備制度理事会(FRB)は、2日、3日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を0.75%〜1.00%に据え置くことを決定しました。3月の前回利上げから間もないことや、トランプ政権の政策の影響を見極める必要があると判断したようです。

FOMCでの決定は全会一致となり、声明文では、景気認識において「米経済は減速した」とし、3月の「引き続き緩やかに拡大」から下方修正しました。ただ、1〜3月期の成長鈍化は「一時的とみられる」との文言が盛り込まれました。雇用においては概ね力強いと評価しており、インフレ率は目標の2%付近を推移、中期的に2%近くで安定するとして、緩やかな利上げの条件が保たれるとの認識を改めて示しました。

石油輸出国機構(OPEC)が11月30日に減産合意したことなどにより、50ドル台で安定的に推移していた原油相場が大幅下落となりました。米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計で原油在庫の減少が市場予想を下回ったことや、ガソリン在庫が小幅ながら増加したことなどが要因となりました。更に、OPEC加盟・非加盟国は協調減産の延長では合意する公算が大きいとしながらも、減産規模拡大などの追加的措置には否定的な見方も売り材料に繋がったようです。

2017年会計予算案が米上院で可決され、トランプ大統領が9月末までの歳出を賄う連邦予算案に署名し予算が成立したことにより、政府機関の閉鎖が当面回避される見通しとなりました。

米労働省が発表した4月の雇用統計では、景気動向を反映する非農業部門雇用者数は季節調整済みで前月比21万1,000人増となり、前月の7万9,000人増から伸びが急加速し、市場予想も上回りました。失業率は4.4%となり0.1%改善し、ほぼ10年ぶりの低さとなりました。

FOMCの声明文や雇用統計を受けて、FRBが6月にも追加の利上げに動くとの見方が強まりました。今後の動向に注目していきましょう。

週間の概況

◆注目イベント
5月10日(水)10:30(中国)4月消費者物価指数
5月10日(水)10:30(中国)4月生産者物価指数
5月11日(木)08:50(日本)3月国際収支-経常収支
5月11日(木)08:50(日本)3月国際収支-貿易収支
5月11日(木)20:00(英国)BOE政策金利発表
5月11日(木)20:00(英国)BOE議事録
5月11日(木)21:30(米国)4月生産者物価指数
5月11日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
5月12日(金)15:00(独国)1-3月期GDP・速報
5月12日(金)21:30(米国)4月消費者物価指数
5月12日(金)21:30(米国)4月小売売上高
5月12日(金)23:00(米国)5月ミシガン大消費者信頼感指数・速報
5月15日(月)21:30(米国)5月NY連銀製造業景況指数
5月16日(火)10:30(豪国)RBA議事録
5月16日(火)18:00(独国)5月ZEW景気期待指数
5月16日(火)18:00(ユーロ圏)5月ZEW景気期待指数
5月16日(火)18:00(ユーロ圏)1-3月期GDP・改定値
5月16日(火)21:30(米国)4月住宅着工件数
5月16日(火)21:30(米国)4月建設許可件数
5月16日(火)22:15(米国)4月鉱工業生産
5月16日(火)22:15(米国)4月設備稼働率

※今週は、5月11日のBOE政策金利の発表に注目です。米国の新規失業保険申請件数の結果を確認しましょう。ドイツやユーロ圏のGDPにも注目が集まります。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージ1は上昇期です。中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けしてきています。

◆今後を読み取る鍵
ステージ1の上昇期となってきています。短期移動平均線と帯の関係を見ていきましょう。
・帯の間隔が広がり傾きが出てくれば上昇トレンドに勢いが出てきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値20,031円 安値18,202円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

◆現在のステージ
ステージ1
ステージ1は安定上昇期となります。帯の間隔が広がってきています。

◆今後を読み取る鍵
ステージ1の安定上昇期に勢いが出るかどうかは、帯の間隔と傾きを見ていきましょう。
・帯の間隔が広がり傾きが出てくれば上昇トレンドに勢いが出てきます。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

◆重要な価格
高値21,193ドル 安値20,392ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

どれほど有利なルールを作っても、リスクの取り方を間違えると、あっという間に破産の憂き目にあうということを、トレーダーは確りと理解しなければいけません。

では、破産の確率を求めるために必要な要素は何でしょうか。

破産の勝率を計算するために必要な要素
①投資用資金
②勝率(勝ちトレードの回数÷全トレードの回数)
③勝ちトレードの平均利益(勝ちトレードの利益金合計÷勝ちトレードの回数)
④負けトレードの平均損失(負けトレードの損失金合計÷負けトレードの回数)
⑤1回のトレードで取るリスク


先週トランプの賭けの例を出しました。「ジョーカーを除いたトランプを裏返し、引いたカードがスペードなら負けで、それ以外なら勝ちというゲーム」です。(詳細は先週号参照)

⑤の「1回のトレードで取るリスク」とは、先週の例であれば1回の掛け金に相当します。1万円を賭けるか、1,000万円を賭けるかで破産の確率が変わりました。ギャンブルではゼロか100かの世界ですが、トレードの場合は事情が異なります。

トレードを仕掛ける際にロスカットラインを設定していれば、そのロスカットラインにヒットして損切りさせられる額が「1回のトレードで取るリスク」となります。ここではロスカットのラインをどうするかではなく、1回当たりのトレードの絶対量により、リスクが変わるということです。

要するに、1枚賭けるのか、100枚賭けるのかということです。同じロスカット設定でも100枚の取引は1枚の取引に比べて、1回のトレードで取るリスクは100倍になります。

トレードにおける破産の確率を求める計算式はありますが、それに則って自分で数字をはじき出すのはいささか骨が折れます。昨今は便利なサイトがありますので、「破産の確率」で検索してみましょう。必要な数字を入力するだけで、自動的に破産の確率を計算してくれますので、自分自身のトレードルールを作成してみてはいかがでしょう。因みに、破産の確率は1%以下が適正水準だとされています。

皆さんのトレードにおける破産の確率は何%でしょうか。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

免責事項・注意事項

  • 本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客様が損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.