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2024-03-29 02:17:00

マーケット > レポート >  小次郎講師の週間チャート分析レポート >  トランプ新政権誕生。

トランプ新政権誕生。

2017/01/24

皆さん、こんにちは。
2017年が始まりあっという間に1月も後半戦になってきましたね。昨年は申年相場で、まさに、「騒ぐ」年となりました。相場格言では「申酉騒ぐ」と言いますので、2017年の酉年も「騒がしい」1年になるかもしれませんね。

1月20日、ドナルド・トランプ氏が第45代米国の大統領に就任しました。8年ぶりの共和党政権となりますが、それ以上にトランプ大統領自身の言動行動が物議を醸しだしており、「申酉騒ぐ」年になることは間違いなさそうな気配を感じますよね。

トランプ新政権は、早速ホワイトハウスのホームページで、環太平洋連携協定(TPP)から離脱し、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を正式に表明しました。また、オバマ前政権が策定した地球温暖化対策の行動計画を撤廃すると発表しました。エネルギー政策では石油輸出国機構(OPEC)のカルテルに依存せず国内の生産を拡大すると訴えました。

先週は英国のメイ首相のEU離脱に関する演説によるリスク回避の動きや、トランプ大統領の就任式を控えたポジション調整の色合いが強かったようです。トランプ氏の「ドルが高すぎる」といった口先介入もありドル安円高に振れていましたが、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派的な発言から米利上げペースの加速観測によるドル買いが見られましたが、再びドル高に対するポジション調整へと流れが変わってきました。

トランプ大統領の就任式の日の株式市場は、好決算銘柄を中心に買いが優先しましたが、就任演説では「米国第一」を掲げておりましたが目新しさがなく積極的な買いにはつながらなかったようです。堅調な米経済が持続するかどうかが今後の焦点になりそうで、間もなく佳境を迎える企業決算に焦点が集まりそうです。

週末27日からは中国が春節で連休入りとなります。調整色が強かった日米の株式市場ですが、新たな展開へとなるのか、それとも、来週30、31日の日銀金融決定会合や2月相場からマーケットが動き出してくるのか、動き出すタイミングと方向性に注目となりそうですね。

週間の概況

□注目イベント
1月24日(火)(米国)12月中古住宅販売件数
1月25日(水)(ドイツ)1月Ifo景況感指数
1月26日(木)(英国)10-12月期GDP・速報
1月26日(木)(米国)新規失業保険申請件数
1月26日(木)(米国)12月新築住宅販売件数
1月27日(金)(米国)10-12月期GDP・速報
1月27日(金)(米国)12月耐久財受注
1月30日(月)(米国)12月米個人所得
1月30日(月)(米国)12月米個人消費支出
1月31日(火)(日本)日銀金融政策決定会合

*今週は米国の雇用関係や住宅関係の経済指標に大きな変化が出てくるかどうかです。英米のGDPの発表も注目となります。中国が27日(金)から2月2日(木)までが春節で休場となります。また、31日の日銀金融決定会合の結果と総裁の記者会見の内容にも注目です。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

■現在のステージ
ステージ2
ステージ1の安定した上昇期が終焉となっています。ステージ1からステージ2、そして、逆行してステージ1と押し目買いの流れが続いていましたが、再度ステージ2へとなっています。

■今後を読み取る鍵
1→2→1の押し目買いの流れが続いていましたが、短期移動平均線が中期移動平均線を下回ってきました。
・価格は中期移動平均線や短期移動平均線に絡んで上昇してきており短期移動平均線が中期移動平均線を上抜けしてくるとステージ1へと逆行し再び上昇期へと移行します。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

■重要な価格
高値19709円 安値18643円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

■現在のステージ
ステージ2
ステージ2は上昇期の終焉です。今までの上昇トレンドによるエッジが効いた状況が終わりました。

■今後を読み取る鍵
ステージ2は安定上昇期が終焉し可能性が出てきており、次のステージがどうなるかを見ていく必要があります。
・短期移動平均線が再び中期移動平均線を上向けしてくればステージ1→2→1の押し目買いとなり上昇期へと移行します。
・下降トレンドに移行する場合は短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

■重要な価格
高値20018ドル 安値19682ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味がある。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

大勝ちはしないまでも、自分が設定した利益目標を狙い澄まして達成しコンスタントに勝つ。そういったトレーダーのことを「Vトレーダー」と呼びます。

このレポートは、その「Vトレーダー」を養成するための講座となります。昨今のように様々なファンダメンタルズが入り組んだ時代で、将来を予想しても予想をした「今」と「将来」までには時間差があり、また、その間に何が起こるかわかりません。ですから、将来を予想するのは至難の業となりますので、私の塾生には「予想はよそう」と話しています。

昨年の英国のEU離脱問題や、米大統領選挙の結果などを振り返れば明らかですが、「英国はEUを離脱しない」とか「トランプ氏が大統領候補に選出されれば円高・株安になる」と思い込んでトレードをした方も多かったかもしれません。

思い込みは、トレードの判断を誤らせます。価格が上がると思い込んだトレーダーは、価格が下がったとしてもトレンド転換したとは考えず、むしろそれは一時的な現象で買いチャンスだと考え、価格が下がれば下がるほど買いポジションを増やします。大失敗して命取りになるようなトレードをする方ほど、思い込みが強くなる傾向があるようです。

皆さんは「エッジ(トレードエッジ)のあるところ」を見つけてトレードしていますか。一般的には、エッジは「優位性」と訳されていますが、価格変動の中で明らかに買いが有利、もしくは明らかに売りが有利という場面において「エッジがある」という言い方をします。

その代表例として挙げられるのが、トレンドが発生している場面です。上昇トレンド中なら明らかに買いが有利です。この時に仕掛けるならば、もちろん「買い」となり、売り参戦する局面ではありません。「そんな基本的なことを」と思われるかもしれませんが、良い機会ですので、一度、ご自身のトレードを見つめなおしてみてはいかがでしょうか。

上昇トレンド中にもかかわらず、天井圏だと安易な値頃感で売りを仕掛けていませんか。オシレーターが買われすぎだからといって売り勝負していませんか。相場は確率のビジネスでありますので、勝つ確率の高いところ「トレードエッジのあるところ」を見つけて、そこで勝負しましょう。

Vトレーダー養成講座では、ルール作りやトレード手法の全容を紹介していきますので、正しいトレードの考え方を学んでいただけると思います。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

<移動平均線大循環分析>

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

  • ※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

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