皆さん、こんにちは。
トランプ米大統領は2日午後、インドがロシア産原油の購入を停止し、米国やベネズエラから原油を購入することに同意したことなどを理由に、インド製品への関税を25%から18%に低減すると発表しました。トランプ米大統領は昨年8月、インド製品に最大計50%の関税を賦課すると発表していました。
人工知能(AI)の性能向上で、業務ソフトウエア関連企業の長期的な成長性が損なわれることへの懸念が強まりました。米AI新興アンソロピックの新技術の公開に関する報道が重荷となっています。それに伴い、米顧客管理ソフトウエア大手セールスフォースやIBMなどが反落しました。
米サプライ管理協会(ISM)が4日発表した1月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)は市場予想を上回りました。2日の製造業指数に続いて堅調な内容で、株式市場の上昇につながりました。
アルファベットが発表した2026年通期の設備投資計画額は前期比2倍程度の最大1,850億ドル(約29兆円)と、市場予想を上回りました。AI開発競争が過熱する中、市場関係者の間では、ソフトウエア需要が低迷するとの観測が改めて広がり、マイクロソフトとセールスフォースの売りが膨らみました。
米労働省が発表した昨年12月の雇用動態調査は、非農業部門の求人数が前月から減少し、予想を大幅に下回りました。雇用情勢の悪化を示唆する内容だったことが投資家心理を圧迫しました。
NYダウが史上最高値を更新し初めて5万ドルをつけました。NYダウが終値で4万ドル台を初めて付けたのは2024年5月ですので、トランプ米政権発足後の大型減税や政府の規制緩和志向が株価を下支えしていました。さらにハイテク企業による人工知能(AI)関連投資への期待感が追い風となってきました。
8日投開票の衆院選で自民党が圧勝し、戦後初めて政党が単独で3分の2の議席を確保するなど盤石な政権基盤を確立しました。政策実行力を期待したマネーが市場に流入し日経平均株価は史上最高値を更新しました。
週間の概況
注目イベント
*今週は米雇用統計と日英欧のGDPに注目しましょう。
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国名日付時刻イベント
日本
2026/2/11-祝日(建国記念の日)米国
2026/2/1121:00MBA住宅ローン申請指数米国
2026/2/11
22:30
1月非農業部門雇用者数変化
米国
2026/2/11
22:30
1月失業率
米国
2026/2/11
22:30
1月平均時給
日本
2026/2/1208:501月国内企業物価指数英国
2026/2/12
16:00
10-12月期四半期GDP
米国
2026/2/1222:30前週分新規失業保険申請件数米国
2026/2/1222:30前週分失業保険継続受給者数米国
2026/2/1224:001月中古住宅販売件数日本
2026/2/1308:50前週分対外対内証券売買契約等の状況ユーロ圏
2026/2/13
19:00
10-12月期四半期GDP
米国
2026/2/13
22:30
1月消費者物価指数
米国
2026/2/16-祝日(大統領の日)(ワシントン誕生日)日本
2026/2/16
08:50
10-12月期四半期実質GDP
日本
2026/2/1613:3012月鉱工業生産日本
2026/2/1713:3012月第三次産業活動指数米国
2026/2/1722:302月ニューヨーク連銀製造業景気指数米国
2026/2/17
22:30
1月小売売上高
米国
2026/2/1724:002月NAHB住宅市場指数
チャート分析による銘柄診断
移動平均線大循環分析で店頭CFD関連銘柄と同原資産のチャートを見てみましょう。
日本225分析
日本225は上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値59,000 安値48,040.40
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
金スポット分析
金スポットは上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値5,600 安値3,887.02
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
米国NQ100分析
米国NQ100は上昇相場の終焉である第2ステージから下降期である第4ステージに移行してきました。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージへ移行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
重要な価格
高値26,500 安値23,890.04
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
ビットコイン分析
ビットコインは下降期である第4ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージへ移行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
重要な価格
高値15,543,997 安値9,406,262
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週も移動平均線大循環分析を極めるために、3本のゴールデンクロス(GC)とデッドクロス(DC)について見ていきましょう。
先週は第2ステージから第3ステージへの移行について解説しました。短期移動平均線が中期移動平均線とDCすることで、過去2カ月間の買い方のプラスがマイナスに転じたと判断できる重要な変化であることをお伝えしました。
最後に第3ステージから第4ステージへの移行について見ていきましょう。第3ステージの移動平均線の並び順は上から「中期・長期・短期」です。短期線と長期線がDCしたことで第2ステージから第3ステージに移行しました。ここから、今度は中期移動平均線と長期移動平均線がDCすることで第4ステージへと移行します。そして、移動平均線の並び順は上から「長期・中期・短期」となります。中期の移動平均線は20日で、長期の移動平均線が40日ですから、20日移動平均線と40日移動平均線のDCによってステージが移行します。
この中期と長期のDCが何を意味するのかを考えてみましょう。これは大局のトレンドが買いから売りに転じたことを示す重要なDCなのです。なぜなら、このときに帯(中期移動平均線と長期移動平均線の間)は陽転から陰転に変化しているからです。
このように第1ステージから第2ステージへ、第2ステージから第3ステージへ、第3ステージから第4ステージへの移行は、それぞれ売りのサインであるDCを経て完成します。買い優勢から徐々に売り優勢になっていく状況を表しているのです。
第4ステージから第1ステージへの移行は今までに解説した内容と逆の動きとなります。つまり、第1ステージから第4ステージの変化はDCによって発生していましたが、第4ステージから第1ステージへの変化はGCが契機となって発生します。そして、第6ステージから第1ステージの中期線と長期線がGCすると陰転から陽転となります。
移動平均線大循環分析の見方 (簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ (優位性) が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ (優位性) があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯 (おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。また、もみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格および短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- 3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA (指数平滑移動平均線) を利用しています。