皆さん、こんにちは。
トランプ米大統領が米国によるデンマーク自治領グリーンランド領有に反発する欧州8カ国に追加関税を課すと表明したことを受け、リスク回避の動きが広がりました。また、日本の長期金利が急上昇しており、投資家心理を圧迫したとの見方も聞かれました。衆院選後に消費税減税が実施され、財政が悪化するとの懸念が台頭しています。
米国によるデンマーク自治領グリーンランド領有を巡り、トランプ大統領が反発する欧州への追加関税を撤回したことで買い安心感が広がりました。トランプ氏は、自身のSNSへの投稿で、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と会談し、グリーンランドの将来的な合意に関する枠組みを設けたと明らかにしました。これに伴い欧州諸国に来月1日から課す予定だった追加関税を取り下げたことで、通商摩擦が再燃するとの懸念が後退しました。ただ市場では「枠組みの中身が分からない」と慎重な声も聞かれました。
トランプ氏は世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)で演説し、領有に絡み即時交渉を要求した一方、「武力は使わない」と明言しました。同氏が高関税で強硬姿勢を打ち出した後に株式相場が下落し、政策が軌道修正されるパターン(TACOトレード)が定着しているようです。秋に中間選挙を控える中、市場参加者の間では、トランプ氏は(消費に影響を与える)相場動向を気にしているとの指摘がありました。
2025年7~9月期の実質GDP(国内総生産)改定値が発表され、季節調整済み年率換算では前期比4.4%増でした。また、新規失業保険申請件数は前週比1,000件増の20万件となり、市場予想を下回りました。経済も雇用も程よい結果となりました。
市場関係者の間では、今後の展開は好調な企業決算に下支えされると予想される一方で、トランプ大統領の言動を背景に「乱高下する恐れがある」とも指摘されています。
週間の概況
注目イベント
*今週はFOMCと日本の雇用統計に注目しましょう。
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国名日付時刻イベント
米国
2026/1/2821:00MBA住宅ローン申請指数米国
2026/1/28
28:00
米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
米国
2026/1/28
28:30
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
日本
2026/1/2914:001月消費者態度指数・一般世帯米国
2026/1/2922:30前週分新規失業保険申請件数米国
2026/1/2922:30前週分失業保険継続受給者数米国
2026/1/2922:307-9月期四半期非農業部門労働生産性米国
2026/1/2922:3011月貿易収支米国
2026/1/2924:0011月卸売売上高日本
2026/1/30
08:30
12月失業率、12月有効求人倍率
日本
2026/1/3008:301月東京都区部消費者物価指数日本
2026/1/3008:5012月小売業販売額日本
2026/1/3008:5012月百貨店・スーパー販売額日本
2026/1/3008:5012月鉱工業生産日本
2026/1/3014:0012月新設住宅着工戸数日本
2026/1/3019:00外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)米国
2026/1/3022:3012月卸売物価指数米国
2026/1/3023:451月シカゴ購買部協会景気指数米国
2026/2/223:451月製造業購買担当者景気指数米国
2026/2/224:001月ISM製造業景況指数日本
2026/2/308:501月マネタリーベース米国
2026/2/324:0012月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
チャート分析による銘柄診断
移動平均線大循環分析で店頭CFD関連銘柄と同原資産のチャートを見てみましょう。
日本225分析
日本225は上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値55,000 安値48,040.40
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
金スポット分析
金スポットは上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値5,200 安値4,400
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
米国NQ100分析
米国NQ100は上昇相場の終焉である第2ステージから上昇期である第1ステージに逆行してきました。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値26,500 安値23,890.04
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
ビットコイン分析
ビットコインは上昇期である第1ステージから下降期である第4ステージに移行してきました。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージへ移行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第4ステージ
第4ステージは下降期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
重要な価格
高値16,500,000 安値12,500,000
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週も移動平均線大循環分析を極めていきましょう。
移動平均線大循環分析では、獲りやすいところと獲れないところはチャートを見れば一目瞭然でした。ステージがどのように移行するかによって見抜くことができました。
では、そのステージの変化はどのようになっていくのかということを、ゴールデンクロス(GC)とデッドクロス(DC)という目線から見ていきましょう。
皆さんは、GCとDCの意味を正しく理解されていますか?では、見ていきましょう。
移動平均線大循環分析を見る前に、2本の移動平均線で基本的な事を確認していきます。短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上にクロスすることを、ゴールデンクロスといい買いシグナルとなります。短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下にクロスすることを、デッドクロスといい売りシグナルとなります。それに対して移動平均線大循環分析では3本の移動平均線を使います。3本使うことでステージの変化が6つ起きるわけです。そのときの3つのGCと3つのDCの発生によってステージが変化していきます。
では、それぞれのステージの変化がどのように起こるのかを見ていきましょう。第1ステージの移動平均線の並び順は上から「短期・中期・長期」の順番でした。これが第2ステージに移行するときは短期と中期がDCして並び順が上から「中期・短期・長期」へと移行します。短期と中期ということは5日移動平均線と20日移動平均線がDCとなります。
この短期と中期のDCは何を意味するのでしょうか。それは非常に重要な変化が起きており、過去1カ月間(20日移動平均線は土日を除いた約1カ月の平均線となります。)の買い方がプラスだったものがマイナスに転じたと判断できる変化となるのです。利益が出ていたものが無くなっていくと当然のことですが、買い方の心理も変化していくのです。それが相場の流れに影響を与えますので大事な変化であることを理解しましょう。
来週も3本のGC、DCについて見ていきましょう。
移動平均線大循環分析の見方 (簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ (優位性) が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ (優位性) があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯 (おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。また、もみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格および短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- 3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA (指数平滑移動平均線) を利用しています。