皆さん、こんにちは。
パウエル氏は11日、米連邦準備制度理事会(FRB)本部改修工事に絡んだ自身の議会証言について、司法省が刑事捜査に関する召喚状を出したと公表しました。トランプ大統領による露骨な利下げ要求を踏まえ、「前代未聞の措置はトランプ政権の脅しと圧力継続の一環だ」と断じました。市場関係者の間では、FRBの金融政策運営への懸念が改めて広がったものの、短期的な金融政策の見通しは著しく変わらないとの見方も浮上しています。
米労働省が発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%上昇と、市場予想と同水準でした。インフレ再燃懸念を和らげる内容で、相場が下支えされました。一方で、トランプ大統領による圧力で米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性が危ぶまれるとの不安や、イラン情勢が重荷となりました。
市場関係者の間では、米当局によるパウエルFRB議長への捜査開始を受け、同氏が議長退任後も中銀の独立性を守るために理事として残るとの見方が強まっていると指摘されています。このため、追加利下げ期待の後退につながっているとの見方もあるようです。
14日、中国の税関当局がエヌビディアの人工知能(AI)半導体「H200」について、輸入が許可されていないと職員に伝えたとの報道があり、エヌビディアなど関連銘柄が軟調な動きとなりました。
2025年11月の卸売物価指数(PPI)は前年同月比3.0%上昇し、伸び率は前月から加速しました。11月の小売売上高は前月比0.6%増、変動の激しい自動車・同部品を除くと0.5%増と、いずれも市場予想を上回りました。
トランプ米大統領は16日、ホワイトハウスでの会合で、ハセット国家経済会議(NEC)委員長について、「今の職にとどまってほしい」と発言しました。金融緩和に積極的と考えられているハセット氏は米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長の有力候補でしたが、指名を見送る可能性が示唆されました。
トランプ米大統領は17日、米国がデンマーク自治領グリーンランドを取得するまで、欧州8カ国からの輸入品に10%の追加関税をかけると表明しました。米国がグリーンランドを「完全かつ全面的に購入する」まで関税をかけ続けると宣言し、関税は2月に発動し、6月に税率を上げるとのことです。欧州側はトランプ氏の発言を受けて一斉に反発しています。
週間の概況
注目イベント
*今週は日銀金融政策決定会合に注目しましょう。
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国名日付時刻イベント
米国
2026/1/2121:00MBA住宅ローン申請指数米国
2026/1/2124:0012月住宅販売保留指数日本
2026/1/2208:5012月貿易統計米国
2026/1/22
22:30
前週分新規失業保険申請件数
米国
2026/1/2222:30前週分失業保険継続受給者数米国
2026/1/22
22:30
7-9月期四半期実質GDP
米国
2026/1/2222:307-9月期四半期GDP個人消費米国
2026/1/2222:307-9月期四半期コアPCE日本
2026/1/23未定日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表日本
2026/1/23未定日銀展望レポート日本
2026/1/23
08:30
12月全国消費者物価指数(CPI)
日本
2026/1/23
15:30
植田和男日銀総裁、定例記者会見
日本
2026/1/2614:0011月景気一致指数・11月景気先行指数米国
2026/1/2622:3011月耐久財受注日本
2026/1/2708:5012月企業向けサービス価格指数米国
2026/1/2723:0011月ケース・シラー米住宅価格指数米国
2026/1/2723:0011月住宅価格指数米国
2026/1/2724:001月リッチモンド連銀製造業指数米国
2026/1/2724:001月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
チャート分析による銘柄診断
移動平均線大循環分析で店頭CFD関連銘柄と同原資産のチャートを見てみましょう。
日本225分析
日本225は上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値55,000 安値48,040.40
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
金スポット分析
金スポットは上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値4,700 安値3,887.02
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
米国NQ100分析
米国NQ100は上昇期である第1ステージから上昇相場の終焉である第2ステージに移行してきました。ここから短期移動平均線が帯を下抜ければ下降相場の入口である第3ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯を上抜ければ上昇期である第1ステージへ逆行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第2ステージ
第2ステージは上昇相場の終焉です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値26,500 安値23,890.04
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
ビットコイン分析
ビットコインは上昇相場の入口である第6ステージから上昇期である第1ステージに移行してきました。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値16,500,000 安値13,000,000
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週も移動平均線大循環分析を使うことで獲りやすい相場と獲り難い相場を見抜くことができるという点について見ていきましょう。
移動平均線大循環分析でチャートを見ると、今トレンド相場の渦中か、それとも、もみ合い相場なのかがわかります。
基本的に、トレンドの時期は第1ステージと第4ステージが長く続きます。逆に、第2ステージと第3ステージ、第5ステージと第6ステージの移行期は短いという特徴があります。この基本的なことを理解していれば、第1ステージと第4ステージが短かかったり、第2ステージと第3ステージ、第5ステージと第6ステージの期間が長いということはトレンド相場ではなくもみ合い相場だということです。
下記のチャートをご覧ください。
このチャートは第1ステージと第4ステージが長くなっています。当然ですが、しっかりと利益を獲れるチャートの典型です。
第1ステージと第4ステージが長く、移行期である第2ステージと第3ステージ、第5ステージと第6ステージはあっという間に通過しています。
こういったチャートを発見したら、獲るべき相場だと意識しましょう。獲れるときと獲れないときは、チャートを見れば一目瞭然だということです。
移動平均線大循環分析の見方 (簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ (優位性) が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ (優位性) があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯 (おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。また、もみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格および短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- 3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA (指数平滑移動平均線) を利用しています。