皆さん、こんにちは。
トランプ米大統領が南米ベネズエラの港湾施設を攻撃したと表明するなど地政学リスクが高まりましたが、市場関係者の間では、現時点では(影響の)判断が付かないとの見方が浮上し、反応は限定的でした。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が来年も利下げを実施し、景気浮揚につながるとの期待感が下値を支えました。
米連邦準備制度理事会(FRB)は12月30日、今月開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表しました。政策金利の引き下げを巡る会合参加者の意見相違が、改めて浮き彫りになりました。来年の追加利下げを巡って、大半の参加者が「インフレが想定通り落ち着けばさらなる利下げが適切だ」との見通しを示した一方、一部の参加者からは現在の経済見通しの下では政策金利を一定期間据え置くことが適切との判断が示されました。
経済情報会社MNIインディケーターズが朝方発表した12月のシカゴ景況指数(PMI、季節調整済み)は43.5と、市場予想の39.8を上回りました。
ダウ平均は2025年を通じて13%、ナスダックは20%と大幅に上昇しました。いずれも過去最高値圏で推移する中、値上がりした株を売却する動きが先行しました。31日発表された新規の米失業保険申請件数が雇用の底堅さを示す内容で、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げ観測がやや後退しました。
S&Pグローバルが発表した2025年12月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)確報値は51.8と、速報値と同じ結果となりました。
米軍は1月3日未明に首都カラカスなどベネズエラの複数地点を攻撃し、就寝中だったマドゥロ氏と妻を奇襲して拘束しました。パドリノ国防相は4日、マドゥロ大統領の拘束を「卑劣な誘拐」と断定し、国民に徹底抗戦を呼びかけました。今後の動向が注目されます。
週間の概況
注目イベント
*今週は米国の雇用統計に注目しましょう。
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国名日付時刻イベント
独国
2026/1/717:5512月失業者数、12月失業率ユーロ圏
2026/1/719:0012月消費者物価指数米国
2026/1/721:00前週分MBA住宅ローン申請指数米国
2026/1/722:1512月ADP雇用統計米国
2026/1/724:0012月ISM非製造業景況指数米国
2026/1/724:0011月雇用動態調査(JOLTS)求人件数米国
2026/1/724:0010月製造業新規受注日本
2026/1/808:3011月毎月勤労統計調査-現金給与総額日本
2026/1/814:0012月消費者態度指数ユーロ圏
2026/1/819:0012月経済信頼感ユーロ圏
2026/1/819:0012月消費者信頼感ユーロ圏
2026/1/819:0011月失業率ユーロ圏
2026/1/819:0011月卸売物価指数米国
2026/1/821:3012月チャレンジャー人員削減数米国
2026/1/822:30前週分新規失業保険申請件数米国
2026/1/822:30前週分失業保険継続受給者数米国
2026/1/822:307-9月期四半期非農業部門労働生産性米国
2026/1/822:307-9月期四半期単位労働コスト米国
2026/1/822:3010月貿易収支米国
2026/1/824:0010月卸売売上高日本
2026/1/908:3011月全世帯家計調査・消費支出中国
2026/1/910:3012月消費者物価指数日本
2026/1/914:0011月景気先行指数・11月景気一致指数米国
2026/1/9
22:30
12月非農業部門雇用者数変化
米国
2026/1/9
22:30
12月失業率
米国
2026/1/9
22:30
12月平均時給
米国
2026/1/922:3010月住宅着工件数米国
2026/1/922:3010月建設許可件数米国
2026/1/924:001月ミシガン大学消費者態度指数日本
2026/1/12-祝日(成人の日)日本
2026/1/1308:5011月国際収支・経常収支・貿易収支日本
2026/1/1314:0012月景気ウオッチャー調査米国
2026/1/1322:3012月消費者物価指数
チャート分析による銘柄診断
移動平均線大循環分析で店頭CFD関連銘柄と同原資産のチャートを見てみましょう。
日本225分析
日本225は上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値53,000 安値44,000
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
金スポット分析
金スポットは上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値4,600 安値3,500
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
米国NQ100分析
米国NQ100は上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージへ移行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第1ステージ
第1ステージは上昇期です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値26,500 安値21,650.25
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。
ビットコイン分析
ビットコインは下降期である第4ステージから上昇相場の入口である第6ステージへ移行してきました。ここから中期移動平均線が長期移動平均線を上抜ければ上昇期である第1ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージへ逆行します。
- 移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。
現在のステージ
第6ステージ
第6ステージは上昇相場の入口です。
今後を読み取る鍵
短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
重要な価格
高値16,500,000 安値12,643,924
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。
小次郎講師のVトレーダー養成講座
今週はもみ合い相場が継続するのかどうかを識別するにはどうすれば良いのかを見ていきましょう。
第1ステージと第4ステージになれば、ここからもみ合い放れが起きるかもしれないと身構えましょうということをお伝えしました。そして、ここからもみ合い放れが起きるのか、それとももみ合い相場が継続するのかを識別するには3本の移動平均線の傾きに注目する必要があります。
もし上昇トレンドに入ったならば、3本の線は「短期・中期・長期」の並び順のまま右肩上がりに推移するはずです。
下記のチャートをご覧ください。もみ合い相場が継続するときは、もみ合い相場の上限や下限が意識されて反転しています。しかし、もみ合い放れが起きるときは、もみ合っている価格帯の中心辺りから、3本の線がどんどん放れていき、もみ合い相場の上限や下限を抜けていきます。これがもみ合い放れです。
ここで注目すべき点があります。それは、短期線の動きです。もみ合い放れが起きる時には短期線がもみ合い相場の中心から加速度的に放れていったら、高確率でもみ合い放れが起きます。反対に第1ステージになっても直ぐに短期線が中心に向けて下がり始めたとしたら、もみ合い相場が継続すると判断できるのです。つまり、もみ合い相場の見極めのポイントは短期線の動きにあるということを理解しておきましょう。
移動平均線大循環分析の見方 (簡易版)
移動平均線大循環分析とは?
3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ (優位性) が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。
移動平均線大循環分析
ステージとは?
3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。
売買チャンス
ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ (優位性) があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。
帯
移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯 (おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。
帯による分析
帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。また、もみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格および短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。
- 3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA (指数平滑移動平均線) を利用しています。