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2019-06-24 19:51:10

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週刊日本株式アウトルック

日本株、円安で市場心理改善あれば値ごろ感を材料に強気変化へ

2019/5/17
提供:DZHフィナンシャルリサーチ 日本株情報部 東野幸利

来週の株式見通し(2019/5/20〜5/24)

来週(2019/5/20〜5/24)の日経平均株価の予想レンジは21,000円-21,700円。東京株式市場は外部環境次第では値ごろ感が台頭し、反発基調を強める展開が予想される。
米主要指数の持ち直しが下支え要因にはなるだろうが、それだけでは日経平均株価の戻りは鈍く、決算発表後の選別物色にとどまりそう。一方、ドル円相場の円高一服が予想され、円安方向への揺り戻しの度合いによっては、先物主導で日経平均株価は堅調な展開につながる公算が大きい。
足元、ドル買い材料よりもドル売り材料の方が優勢のようだが、ドル売り材料が払拭されればドル買い戻しへとつながる可能性が高い。米中貿易摩擦への警戒感が和らぐことや、中国による米国債売却の可能性が薄れる、米財務省の為替報告書で円安けん制が回避されるなどが挙げられる。来週は、トランプ発言の巻き戻しなども幾分出てくるのではないだろうか。
ここから一段とドル売り・円買い材料になるのは、朝鮮半島や中東の地政学リスクが挙げられる。北朝鮮は2017年以来となる短距離ミサイルの発射実験を再開。イランによる中東の米軍基地への攻撃の可能性を受けて、トランプ米政権が空母打撃群をホルムズ海峡に派遣し、緊迫感が高まりつつある。

日本株の短期的な売られ過ぎを示唆する指標も目立つ。その代表的なものが、東証1部の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数を比率で示す騰落レシオ(25日)である。100%以上は値上がりの方が多く、100%以下は値下がりの方が多いことを意味する。120%以上になると過熱ゾーン、70%以下は底値ゾーンとして、買われ過ぎや売られ過ぎを見るのが一般的である。
図表1で、過去を振り返ると、過熱ゾーンでは騰落レシオがピークを付けたあともTOPIX(東証株価指数)はしばらく上昇する傾向がある一方、底値圏では騰落レシオと指数の底が一致することが多い。70%以下になると世間はおおむね弱気ムード一色。そんな状況で株を買うのはメンタル面の強さと経験値が必要だが、なぜか持ち直してくるといったパターンが多い。
2018年以降のボトム水準は65.5%〜75.0%である。5/16現在で73.9%まで低下する場面があった。昨年12月の株価急落時につけた65.6%水準までの低下は足元は期待しづらいが、反転上昇に転じられるかの注目のタイミングにあるといえよう。

今週は米中通商戦争の激化や、トランプ大統領が華為技術(ファーウェイ)製品の使用を禁止する大統領令に署名したことなどを通じて、半導体や電子部品株など指数寄与度の高い銘柄が大きく売り込まれる場面があった。来週は、それら売り込まれた銘柄への買い戻しがカギを握るほか、自社株買い発表銘柄への物色や好業績株の値ごろ感に注目する動きが地味にありそうだ。

国内の経済指標は、国内1-3月期GDP(5/20)、4月貿易収支、3月機械受注(5/22)などに注目。海外では、米4月中古住宅販売(5/21)、FOMC議事録(4/30・5/1開催分)(5/22)、米4月耐久財受注(5/24)などが注目される。

図表1:TOPIXと東証1部の騰落レシオ(25日、2015/4/1-2019/5/16)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

日経平均株価(図表2)は連休明けの下げが一巡し、100日移動平均線(21,183円 5/16)を意識して値固めの局面にある。4/24高値(22,362円)を起点にスピード調整となり、フシとして意識されることが多い25日移動平均(21,814円 同)や75日移動平均線(21,399円 同)をあっさりと下回るまで下げが続いた。3/4高値〜3/11安値までの下落幅922円に対する1.5倍返しの22,321円前後を達成したあとの動きである。

一方、RSI(9日)は前日15.5%→8.1%(5/16)に低下。短期的にはRSIの上昇のハードルが低くなり、ボトムアウトしていけるかが焦点となる。ただ、短期移動平均線はすでに明確に下向きに転じており、株価の戻りを抑える要因になる。21,000円割れは3月に何度もつけた安値水準でもあり一定の意識水準ではあるようだが、3月安値を終値で下回ることと同様、5/14に形成した陽線を早々に下回る弱さを示す場合、6月に向けて一段と下値模索につながる公算が大きい。
上値メドは、75日移動平均線が通る21,399円付近や3/4高値21,860円など。下値メドは、2/8高値20,562円〜2/8安値20,315円付近が考えられる。

図表2:日経平均株価の日足チャート(2018/1/4-2019/5/16)
  • 出所:BloombergよりDZHフィナンシャルリサーチが作成

主要な国内経済指標の発表は、国内1-3月期GDP(5/20)、4月首都圏マンション発売、4月訪日外客数(5/21)、4月貿易収支、3月機械受注(5/22)、4月消費者物価指数、3月全産業活動指数(5/24)がある。

企業決算では、MS&AD、東京海上、SOMPOHD、極楽湯HD、洋埠頭、夢隊、フリージアマク、桂川電、アジア開発、アンドール、テクノセブン(5/20)などが発表を予定している。

一方、海外の経済指標やイベントでは、米4月シカゴ連銀全米活動指数(5/20)、米4月中古住宅販売(5/21)、FOMC議事録(4/30・5/1開催分)(5/22)、独5月Ifo景況感指数、米4月新築住宅販売(5/23)、米4月耐久財受注(5/24)などが注目される。

米企業決算では、ホーム・デポ(5/21)、ターゲット・コーポレーション、ロウズ、ネットアップ(5/22)、ベスト・バイ、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(5/23)などが発表を予定している。

来週の注目銘柄(2019/5/20〜2019/5/24)

銘柄
コード

銘柄名

目標株価(円)

ロスカット
株価(円)

注目ポイント

3176

2,800

1,970

ゴム・化学品商社で、自動車向けが主軸。5/13、新東洋機械工業(埼玉県越谷市)の全株式を取得すると発表した。新東洋機械はゴムライニングなどの材料に特化した耐蝕ポンプの製造販売を手掛けている会社で、三洋貿易としてはマイクロポンプ事業との相乗効果、海外ネットワークを活用した海外拡販が見込まれるとしている。株価のボラティリティーは多少高めなものの、25日移動平均線がサポートとして効いていることもあり、今後も資金は流入しやすいとみる。ターゲットは2,800円、ロスカットは1,970円

5805

1,000

700

東芝発祥の電線メーカーで、電力用などインフラ系に強みを持っている。同社は5/10、2020年3月期の業績見通しと2019年3月期の実績を発表。今期連結売上高は1,730億円(前期比2.4%減)、営業利益は65億円(同2.1%減)と減収減益の見通しとなったものの、年間配当を10円(前期は7円)まで引き上げたことが好感されている。今期は海外向け光ファイバー関連で5G投資を控えた端境期が継続すると見込まれているほか、米中貿易摩擦による景気停滞の長期化も懸念されるとしている。しかし、従来からのキャッシュ創出体質への安心感もあり、今後も買いは向かいやすいとみる。ターゲットは1,000円、ロスカットは700円

6364

1,600

1,100

建設現場用等の可搬式エンジンコンプレッサー大手。同社は5/10、2019年3月期の連結営業利益が54億円(前期比18.6%増)だったと発表した。国内で、首都圏を中心とした再開発やインバウンド景気などを背景に建設機械の出荷が堅調に推移しており、良好な事業環境が見て取れる。加えて、テクニカル面では25日移動平均線のサポートが強く意識されており、決算を機に再度同線上での推移を回復するなど、安心感のある動きを見せている。こうした点は今後の買いにもつながりやすいとみる。ターゲットは1,600円、ロスカットは1,100円

6368

4,400

3,000

東ソー系で、電力・半導体向け純水製造装置に強みを持っている。同社は5/9、2019年3月期の連結営業利益が66億円(前期比71.6%増)だったと発表。水処理エンジニアリング事業の電子産業分野で年度前半まで半導体関連の活発な大型設備投資が見られた日本・中国・台湾のプラント部門の受注・売上が大幅に増加したという。前期が強かっただけに今期の利益見通しは66億円(前期比0.6%増)と控えめなものの、代わりに増配を計画するなど株主還元の強化も見て取れ、長期投資を目的とした買いは向かいやすそう。ターゲットは4,400円、ロスカットは3,000円

8118

850

590

婦人アパレル中堅。主力はミセス向けブランド。業績はゆるやかな推移であるものの、ディフェンシブらしく営業キャッシュフローが安定して投資キャッシュフローを上回っているという収益性の高さは評価できる。株価が年初から力強い勢いをキープしており、また足元では海外情勢のリスク要因への警戒が強まる中、物色されやすい銘柄だ。PERは12倍付近と割高感もない水準であり、長期的には買いが継続する公算が大きいと考える。ターゲットは850円、ロスカットは590円

出所:DZHフィナンシャルリサーチが作成

  • 注目銘柄採用基準・・・東証1部銘柄で5/16現在、時価総額が500億円以下、PERが13.0倍以下、配当利回りが1.2%以上、信用倍率(5/10現在)が7.0倍以下、株価が75日・200日移動平均線を上回り、25日移動平均線が上昇基調にある中から、業績面や話題性、材料性などを総合的に考慮 してピックアップした。
  • 「目標株価(円)」・・・一目均衡表分析の値幅観測やフィボナッチ、株価の過去の節目などを基準に総合判断。
  • 「ロスカット株価(円)」・・・一目均衡表や移動平均線、株価の過去の節目などを用い総合判断。
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